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2018/04/03 22:01
『3D彼女 リアルガール』W主演の芹澤優&上西哲平が舞台挨拶 芹澤は「色葉ちゃんに出会えてよかった」と感激
原作コミックが電子含め累計120万部を突破、2018年の実写映画化とTVアニメ化が決定し話題の『3D彼女 リアルガール』。4月3日の放送開始に先駆けて、3月31日にスペースFS汐留にて、テレビアニメの第1話先行上映会イベントが開催され、ゲストとしてダブル主演の声優・芹澤優と上西哲平が登壇した。
学校一の超絶美少女・五十嵐色葉を演じる芹澤は、第1話の感想を求められ「泣いちゃいましたね。アニメ本編とOPとEDが入った完成された映像を見て、声優をやってきて自分の名前が一番上にくるのは初めてだったので、色葉ちゃんと出会えて良かったなって、感動しました」と喜びのコメント。そして、二次元が大好きな学校一の超絶オタク・筒井光を演じ、本作がアニメの初主演、初レギュラーなる上西は「声優を始めてまだ1年、クレジットに自分の名前があることよりも、自分の声がアニメ全編を通して聞こえてくることに感無量でした」と初々しい感想を語った。
ダブル主演となるそれぞれの役を演じる上で意識したこと、監督に言われて心に残ったことについて、芹澤は「意識しないことを意識しました。色葉ちゃんは思ったことをちゃんと行動にできる芯の強い子なので、お芝居もなるべく役に合わせてその場で感じたことをフラットに演じました」といい、上西は「僕は役を事前に作りこんでいくタイプなのですが、テストでは、つっつん(筒井光の愛称)はぼそぼそ話し、他人に心を開かないからもっと壁を作ってほしい!と、音響監督からおっしゃっていただきました」と振り返った。
アフレコ現場の様子について話が移ると、「今は第6話までアフレコが進んでいて、メインキャストも揃いました! 蒼井翔太さんや、津田美波さん、寺島拓篤さん、上田麗奈さんとみんなでやっています。ただこの間、上西くんからお願いをされたことがあって。」と芹澤。そのお願いとは「主演なので僕と芹澤さんがいつも中央にいるのですが、先日収録した回(第6話)では蒼井翔太さんが演じる伊東くんと掛け合う回だったので、現実でも距離を詰めていこうと芹澤さんにお願いをして、その場所を蒼井さんに譲っていただきました」(上西)というもの。そのあと「色葉(芹澤さんの役)をないがしろにしたんじゃないですよ!」と、芹澤に弁解している上西の姿が、演じる役柄と重なり合っていた。
今後の見どころや気になるキャラクターについては「色葉があまり感情を出してこないキャラクターで、それが、物語が進んでいくにつれて少しずつ感情を出してくるので、その変化に注目したいですね。気になるキャラクターは上田麗奈さん演じる綾戸純恵です。つっつんと同じオタクなので、2人に共通する部分がたくさんあるんです。コミュニケーションが苦手で、でも好きなことには一生懸命。意気投合するのですが…。この先は言えないので登場を楽しみにしていて下さい!」と上西。
芹澤は「最初、色葉がつっつんを振り回していくのが少しずつ逆転していって、色葉が振り回されるようになって、良い意味でお互いに影響し合って変わっていくので、その展開にキュンキュンしてほしいし、楽しみにしていてほしいです。私は、神田沙也加さん演じるえぞみちちゃんに注目です。とっても可愛いです。また実写映画にも同役でご出演されていて(唯一の共通キャスト)、アニメと映画をつないでくれているみたいで、とても嬉しいです」と語った。
イベントの最後に、上西は「4月3日放送スタートということで、これから新生活や新しい環境に身を置く方々が多いと思います。この作品を見て、少しでも皆さんの勇気を後押しできるような作品になれたらと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します」、芹澤は「私にとって、本当に一生忘れられない大切な作品になると思いますし、皆さんにとっても大切な作品なってくれたらなと思っています。収録はまだまだ続きますが、精いっぱい色葉を演じていきますので、どうぞ宜しくお願いします。本日はありがとうございました」とそれぞれに締めくくった。
アニメ『3D彼女 リアルガール』第1話は4月3日から日本テレビAnichUにて26時04分より放送。