健太郎&山田裕貴が『デメキン』大ヒット御礼イベントで、この日限りの即興芝居を披露 | ニュース | Deview-デビュー

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2017/12/10 19:14

デビュー

健太郎&山田裕貴が『デメキン』大ヒット御礼イベントで、この日限りの即興芝居を披露

映画『デメキン』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した健太郎(右)と山田裕貴(左)(C)Deview
映画『デメキン』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した健太郎(右)と山田裕貴(左)(C)Deview

 俳優の健太郎と山田裕貴が10日、都内で行われた映画『デメキン』大ヒット御礼舞台挨拶に、山口義高監督と本作の脚本を担当した足立紳氏とともに登壇。ステージ上では、本編のラストシーンのその後の会話を書き起こした足立の脚本をもとに、健太郎と山田がこの日限りの即興芝居を披露し、息ピッタリのバディ感で会場を盛り上げた。

 本作は、お笑い芸人「バッドボーイズ」の佐田正樹による自伝小説・コミックスが原作。幼少期から“デメキン”と呼ばれいじめられた、喧嘩無敗と数々の伝説を作り出し、福岡最大勢力の暴走族の総長へと昇り詰める物語を描く。2009年3月に小説が発売され、翌2010年3月には『ヤングチャンピオン』にて漫画連載がスタート。コミックスは、シリーズ累計発行部数180万部を突破し人気を博している。

 今作では脚本を担当し、健太郎が出演した映画『14の夜』では監督を務めていた足立氏。主演の健太郎について「今回、本読みに行かせてもらったんですが、カッコ良かった。『14の夜』から、わずか半年の間にえらいオーラが出ていて、声をかけづらかった」と本音を漏らし、「現場を観に行ったときには、それが10倍くらいになっていて。こいつカッコイイなと思った」とコメント。健太郎は「本当ですか!?」と照れ笑いをみせつつ、「『14の夜』のときは、足立さんは監督という立場だったので、今回はすごく不思議な感覚で面白かったです」と振り返った。

 今作が初共演となった健太郎と山田。健太郎は「山田さんが厚成として、バディという形でやらせてもらえて、上からみたいな言い方になってしまうけど、すごくやりやすかった」と打ち明け、「現場ではずっと厚成で居てくれたし、引っ張っていってくれた部分もあったりして、すごく感謝しています」と感謝の気持ちを伝える。一方の山田は「(劇中では)学ランとかも着ていましたが、もう27歳なので、ちょっとでも大人として引っ張っていけたらと思っていて。どの現場に行っても“山田裕貴が居たからやりやすかったな、楽しかったな”と思ってもらえればいいなと思っているので、健太郎にそう言ってもらえて良かった」と語りつつ、「ちょっと大人になったんですかね?(笑)」と照れ笑い。

 12月2日に公開された本作の反響について健太郎は「“胸が熱くなった”とか、すごく嬉しい言葉をいただきました」と明かし、「すごく意外だったのが、橋もですが、女性の方からの声が多くて。“男ってバカだなって思えた”という声があって、僕らにとってそれは最高の褒め言葉なので、すごく嬉しかったです」と笑顔を見せる。山田も「SNSやネット時代の中、相手の目をちゃんと見て話をして、拳で語り合った男たちに対して、僕は本当に憧れがあるので、それが良かったという声がけっこうあって嬉しかった」とコメント。

 また「僕のオヤジが観に行ってくれた」と明かしたのは山口監督。「普段、映画やドラマをほとんど観ない人間なんですが、健太郎くんと山田くんのことを、初めて見たけど、いい俳優だねと。その二人をこういう形で映画にできて、“でかしたぞ!!”って褒めてもらいました」と告白。「まさか、『デメキン』で親孝行できるとは思わなかったので、嬉しかったです」と声を弾ませていた。

 足立氏も「知り合いの監督さんとかもけっこう観に行ってくれて、この二人も含め、若い子たちが抜群にいいって言ってくれていた」と語り、「ほぼ毎日のように、『デメキン』で検索してます」と明かすと、山田も「僕もめっちゃエゴサーチします!」と賛同。

 そして、この日は、本編のラストシーンのその後の正樹と厚成の会話を書き起こした足立氏脚本をもとに、健太郎と山田がこの日限りの即興芝居を披露することに。正樹が怪我をしている厚成に肩を貸しながら歩くシーンからスタート。ラーメンのトッピング・きくらげのサービスをリクエストされた厚成が、きくらげをきらしていることに気づき、「代わりに俺の特製激辛高菜入れたるわ!」と提案すると、正樹は「俺が辛いの苦手なのしっとるやろが!! お前な、俺、柿の種以上に辛いもん食うたら、死ぬんじゃ!!」とぶち切れる。

 すると、厚成が「柿の種で殺したるわ!!」と柿の種を投げつけるような芝居をみせ、「あっ!豆の比率多い……」と最後は笑いを交えた芝居で観客を魅了。しかし、なかなか監督からのカットかからなかったため、健太郎が思わず「監督!?」と助けを求め、ようやく即興芝居が終了。二人は「これ、大丈夫ですか?」と苦笑いをみせていた。

 現場でも度々カットがかかるのが遅かったことがあったそうで、監督は「現場でもわりと長めに回していました。二人が役になりきっていたので、(セリフのあとも)そのまま続けていたので、けっこうそういうところも使っています」と告白。山田も「そこを楽しみにしていたかも」と明かすと、健太郎も「わかる!! 面白かったですよね」と笑顔で返していた。

 最後に、山田は「友達でも仲間でも恋人でも家族でも、ここまで人のことを思って戦える人がどれだけこの世界にいるんだろう?ということを感じさせてくれた作品です」とアピールし、「佐田さんがどれだけ心を通わせて、いろんな人と関わってきたのかもすごくわかるし、それを僕らが代わりに生きないとといけないという使命感がありました。みなさんにそれが届いていれば本当に嬉しいです」とコメント。

 健太郎は「この映画は僕の大好きな映画です」と胸を張り、「それをここにいるみなさんと共有できて、僕はすごく幸せです。こうやって劇場に足を運んでくださって、本当に感謝しかありません」と感謝の想いを吐露。そして「もっともっとたくさんの人に観てもらいたいので、みなさんと一緒にどんどん『デメキン』を盛り上げていって、ロングランできるよう、僕も頑張っていきたいと思います」と力強く語った。

 映画『デメキン』は全国ロードショー中。なお、オーディション&エンタメサイト『Deview/デビュー』では、健太郎&山田裕貴の対談インタビューを掲載中。本作にかけた想いや初共演となったお互いの印象などを語っている。

関連写真

  • 映画『デメキン』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した健太郎(右)と山田裕貴(左)(C)Deview

  • 映画『デメキン』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した(左から)脚本・足立紳、山田裕貴、健太郎、山口義高監督(C)Deview

  • 映画『デメキン』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した健太郎(C)Deview

  • 映画『デメキン』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した山田裕貴(C)Deview

  • 映画『デメキン』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した健太郎と山田裕貴(C)Deview

  • 映画『デメキン』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した山口義高監督(C)Deview

  • 映画『デメキン』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した脚本担当の足立紳(C)Deview

  • 「映画『デメキン』で親孝行ができた」という山口監督の言葉に笑顔で喜ぶ健太郎と山田裕貴(C)Deview

  • 映画『デメキン』の撮影を振り返る健太郎と山田裕貴(C)Deview

  • 映画『デメキン』のラストシーンのその後を描いた足立紳脚本により、即興劇を披露することに(C)Deview

  • 即興劇を披露することになり、セリフを読み込む健太郎と山田裕貴(C)Deview

  • 足立紳脚本による、映画『デメキン』のラストシーンのその後の二人の会話を描いた即興劇を披露(C)Deview

  • 即興劇を披露する健太郎と山田裕貴(C)Deview

  • 即興劇を披露する健太郎と山田裕貴(C)Deview

  • 即興劇を披露する健太郎と山田裕貴(C)Deview

  • 即興劇を披露する健太郎と山田裕貴(C)Deview

  • 映画『デメキン』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した健太郎(C)Deview

  • 映画『デメキン』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した山田裕貴(C)Deview

  • 映画『デメキン』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した(左から)脚本・足立紳、山田裕貴、健太郎、山口義高監督(C)Deview

  • 映画『デメキン』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した健太郎(右)と山田裕貴(左)(C)Deview

  

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