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2017/05/11 20:47
“見届け人”三森すずことNOW ON AIRメンバーが女子会トーク 『キミコエTV「声優業界入門NOW ON AIR」』最終章放送
2016年開催の『キミコエ・オーディション』にて、全国約3000人の応募者から選ばれた、飯野美紗子、神戸光歩、田中有紀、鈴木陽斗実、岩淵桃音、片平美那の6人で結成された女性声優ユニット「NOW ON AIR」。彼女たちがレギュラー出演中の番組『キミコエTV「声優業界入門NOW ON AIR」』の最終章が5月13日(第16回)、27日(第17回)に放送される。番組の「見届け人」として、全15回全てを見守ってきた声優の先輩・三森すずこと「女子会トーク」を展開している。
なお6月24日からは、NOW ON AIRのメンバーと三森すずこが出演する映画『きみの声を届けたい』の特別番組が放送決定。NOW ON AIRのこれまでの歩みや、映画スタッフへのインタビュー、作品の舞台となった鎌倉の訪問など、映画の裏側に迫る内容となっている。
<番組収録後のコメント>
■三森すずこ
「NOW ON AIRのメンバーに会うのは3回目でいつもイベントのステージだったので今日の収録はとてもニュートラルでキラキラしている彼女たちに会えた気がします。私にとって日常になっていることが、全て新鮮に目に映るときなので、彼女たちを見ているとそんな時代があったな〜と思い出させてくれますね。全15回を通して印象深かった回は、声優としての本質でもある『演技』について彼女たちが学んでいる回と、指導する音響監督の言葉とか印象的でしたね。今の自分にも響く言葉で指導されていたので、その授業を受けている彼女たちが羨ましかったり(笑)。失敗を恐れない彼女たちの姿勢を見ていると、自分も頑張ろう!と思いました。せっかく恵まれた環境にいるので、存分に駆使して色々な経験を重ねていって欲しいですね」
■飯野美紗子
「番組を通して、今まで想像でしかなかった声優としての立ち振る舞いを勉強させていただきました。番組の中でナレーションを務めた回では、本当にガチガチに緊張してしまって(笑)思い出深いです。マッドハウスさんの制作現場を見せていただいた回は勉強になりましたし、とても楽しい回でした。何も分からないまま番組がスタートしてから、少しずつかもしれませんが、メンバー全員の仕事に対する姿勢が成長していると感じます。でも声優としての核になる、『演技』についてはまだまだ足りていないと感じます。周りから0Kをもらっても自分で納得がいかないことが多くて、頑張らないと、と思っています。将来は他に代わりのいない声優、一本芯の通った声優になりたいです」
■岩淵桃音
「番組を通してメンバーとのチームワークもより深くなって、自分の考えを伝えることが出来るようになってきました。でも自分はどこか型にはまってしまうところがあるので、もっと自分を出していけるようになりたいとも思っています。今までの収録の中ではマッド・ハウスさんにお邪魔させていただいた回がとても印象深かったです。自分が見ていたアニメーションの制作現場ということもあり、貴重な時間でした。その場にいないと分からない空気感や、作っている人たちの愛を感じました。将来は私の声や演技で、世界中の誰かに『自分の人生が変わった』、『救われた』などと言ってもらえる声優になりたいです」
■片平美那
「今なら基本的なことだと思えるのですが、演技をする上でも、恥ずかしがって照れていてはだめで、まず『恥を捨てる』必要があることを、番組のはじめに学びました。番組の中では初めてナレーションを務めた『ダンス』の回がとても思い出深いです。私はあまりダンスが得意ではなくて、変なステップを踏んでいる姿が番組でピックアップされていて(笑)。演技でも、ダンスでもパフォーマンスをする人としては、まだまだ足りない部分が多く、今後も色々な経験を積んで成長していきたいと思います。将来は、一緒にお仕事をする方々に頼られるような声優になりたいと思います」
■神戸光歩
「今までの番組を通してやっぱり自分はまだまだだな、と感じました。友達の中で声について褒められることもありましたが、プロの方の中に飛び込んで、全然実力が足りていないと思いました。その反面、周りがプロの方ばかりなので、その場に一緒に居ることで、自分が今まで抑えていた感情表現を引き出してもらったり、演技について多少ですが成長出来たと思います。将来もこの仕事を続けていきたいと思っています。30歳、40歳になった時、その年齢でしか出来ない役もあると思いますので、ずっと声優というお仕事を続けていけたらと思います」
■鈴木陽斗実
ひとつの作品に関わっている人が想像以上に多くて本当にびっくりしました。メンバーとも初対面の人ばかりだったので戸惑いましたが、話していくうちにどんどん会話がかみ合っていき、以前より仲間意識が高くなっていると思います。でも、自分を表現することがまだまだ足りなくて、自分をアピールすることがまだ苦手で遠慮してしまうことがあるので、他のメンバーを見習って、負けないように頑張っていきたいと思います。将来は、もう一度この声を聞きたいと思っていただける声優になりたいです。
■田中有紀
声優さんのお仕事はさまざまなジャンルに渡っていることは自覚していましたが、それを実際に体験させていただいて、想像していた以上に求められているものがたくさんあると気づかされました。演技以外にも、歌やダンス、撮影などでの受け答えなど色々なことをもっと学んでいかないとダメだと思いました。番組を通して、特に演技については自分の考えの甘さを思い知らされました。また回を重ねるごとにメンバー同士で反省会を頻繁にしたりして、よりチームワークを固めることが出来たと思います。将来は声優として色々なジャンルのお仕事で活躍できるようになりたいです。
『きみの声をとどけたい』
(2017年8月全国ロードショー)
監督:伊藤尚往
舞台は湘南。高校生たちの友情、葛藤、そして夢。届けたい“声(想い)”――。海辺の町、日ノ坂町に暮らす行合なぎさは将来の夢が見つからず少し焦っている16才の少女。「言葉にはタマシイが宿っているんだよ、コトダマって言ってね――」小さいころ祖母から聞いたコトダマの話をなぎさは信じていた。
ある日、古びたミニFMステーションに迷い込んだなぎさはDJの真似事をする。「本気のコトバは、本気の願いは、いつか現実になるんです!」
すると、偶然にも放送されたコトバは思いがけない人に届いていた――。