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2016/12/22 17:29
タトゥーをまとったバレエ界の異端の天才“セルゲイ・ポルーニン” その素顔に迫るドキュメンタリー公開決定
バレエ界きっての異端児セルゲイ・ポルーニンの知られざる素顔に迫るドキュメンタリー、『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』が、2017年7月より、Bunkamuraほかで公開されることが決定し、特報映像が解禁された。
ウクライナ出身。19歳の時、史上最年少で英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとなったセルゲイ・ポルーニンは、その2年後、人気のピークにありながら電撃退団。そのニュースは国内メディアのみならず、世界中に報道された。
様々な噂が飛び交う中、彼が再び注目を集めたのは、グラミー賞にもノミネートされたホージアのヒット曲『Take Me To Church』のミュージックビデオだった。ボルーニンが踊り、写真家のデヴィッド・ラシャペルが監督したこのビデオは、youtubeで1700万回以上再生され、彼を知らなかった人々の心までも掴んだ。
希代のバレエダンサー、ルドルフ・ヌレエフをひき合いに「ヌレエフの再来」と謳われる才能を持ちながら、それを持て余し、さまようボルーニン。本人や家族、関係者のインタビューから見えてくる彼の本当の姿とは…?
監督のスティーヴン・カンターは、デビュー作『血の絆:サリー・マン』(1992)でアカデミー賞短編ドキュメンタリー部門にノミネート。初期オルタナティブロックシーンを牽引したピクシーズが、2004年に行なった再結成ツアーを追った『ピクシーズ ラウド・クァイエット・ラウド』(2006)も手がけている。
『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』は、2017年7月、Bunkamuraル・シネマほかにて全国順次公開。