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2016/11/24 21:11
福士蒼汰、初デートは「映画がいい」東出昌大&山田裕貴のデートプランに小松菜奈ダメ出し
映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の完成披露試写会が23日に都内行われ、主演の福士蒼汰をはじめ、小松菜奈、東出昌大、山田裕貴、三木孝浩監督が登壇。
同作品は、20歳の男女による淡い恋物語、そして明かされる驚愕の事実が絡み合い、「泣ける」「切なすぎる」と多くの読者の心をつかんだ、七月隆文による恋愛小説を『青空エール』『アオハライド』の三木監督が映画化。
京都に暮らす美大生で、運命の相手と出会い恋に落ちる主人公・高寿を演じた福士は「ついに今日、みなさんに観ていただくということで、嬉しいです」と喜びをかみしめ、「今年の1月、寒い冬の時期に撮影したのですが、とても温かい作品になったのではないかと思います」とコメント。
また撮影現場に関して「監督がいつもニコニコしていて、現場は明るかった」と振り返ると、ヒロイン・愛美を演じた小松も「三木監督はずっとニコニコしていて、いろいろと相談できる空気感を作ってくれるので……素敵です」と三木監督を絶賛。三木監督は「優しいラブストーリーだし、現場で『コラー!』とか言っていたら嫌じゃないですか。だから、現場は“楽しく”を心がけていました」と優しい笑みを浮かべる。
京都を舞台に描かれる純愛ラブストーリーということで、東出は「三木監督が描く青春映画は、キラキラしていて絵の力もすごいけど、今回は全編京都で撮れたので、京都に行きたくなるし、“こんな学生生活を送るの夢だったな”って、観ながらキュンキュンしてました」とコメント。山田も「二人のナチュラルな雰囲気がすごく良く出ている作品。素晴らしい絵がいっぱい散りばめられていると思います」と作品への想いを語る。
MCから福士のシャツと小松のワンピースが、ともにギンガムチェックでお揃いであることを突っ込まれると、「たまたまです」(小松)、「本当にたまたまだったから、会ったときびっくりしたよね?」(福士)と、二人揃って偶然であることを強調。そんな二人に対して、「フゥ〜〜〜♪」と客席は大盛り上がり。福士が「たまたまだったら『フゥ〜』じゃないでしょ?」と弁明すると、山田が「たまたまだから、ドラマティックなんじゃないの?」とさらに煽り、福士と小松は照れ笑いを浮かべていた。
胸キュンシーンが詰まった本作ということで、それぞれの「胸キュンシーン」を発表。福士は「名前を呼び合うシーン。やっていてけっこう恥ずかしかったし、ちょっとドキっとしました」と話し、小松は「高寿が初デートに誘うときの電話でのやりとりがすごく可愛いなって思いました。詳しくは言えないけど、この二人(福士&東出)がほにゃほにゃしてるんですよ。その男の子同士のやりとりが可愛らしい」と語る。
東出は、劇中で二人がアイコンタクトをとるシーンを挙げ「言葉じゃなくて目で会話する感じが、くぅ〜〜〜〜!!ってなった」と語り、山田は「小松菜奈ちゃんが本当に可愛かった!」と絶賛しつつ、「髪をくくるところがあるんですけど、そこは堪らなく胸キュンポイント……コレ、僕の趣味になっちゃいましたね」とハニカミ、笑いを誘う。
また、映画になぞらえ『気になる相手を初デートに誘うなら?』と聞かれた男性陣は、「付き合う前に誘うデートって、映画しか思い浮かばない」(三木監督)、「深海魚の水族館。深海魚の水族館ではしゃいでくれるような女性がいいなという想いを込めて」(山田)、「僕も監督と一緒で映画。相手が観たい映画を観る」(福士)、「海釣りが好きなので、釣りに行きたい」(東出)とそれぞれのデートプランを告白。
これに対して小松は「付き合う前のデートなら公園とか、その辺をフラフラするくらいでいい」と明かし、男性陣の回答の中では「映画がいい」と三木監督と福士のデートプランを支持。さらに「釣りは何時間も待たないといけないじゃないですか。けっこう苦痛ですよ。深海魚もちょっと……」と東出と山田のデートプランにダメ出し。すると「魚類ってダメなのかな、初デートには」(東出)、「ダメなんですね〜」(山田)と、見事にフラれた二人は肩を落とす。
最後に福士は「この映画の大きなテーマとして“時間”というものがあるんですけど、そういう一瞬一瞬の時間を、誰とどう過ごすのか見つめ直す作品になってくれたら嬉しい。冬には“ぼく明日”を観て、デートしてください」とアピールした。
映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は、12月17日から全国ロードショー。