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2016/07/02 20:00
“戦隊ヒロイン”小島梨里杏&山谷花純、映画『人狼ゲーム』で先輩後輩競演「脱ヒロインな姿を見せました」
映画『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』の初日舞台挨拶が2日、シネマート新宿で行われ、映画初主演となる小島梨里杏をはじめ、渡辺佑太朗、山谷花純ら若手俳優陣が登壇した。
本作は、原作小説・コミカライズ・アプリゲームともにヒット中の『人狼ゲーム』の実写化第4弾。拉致・監禁され、生き残りをかけた殺し合いに参加させられた高校生たちの極限状態を描くデスゲーム・ムービー。
舞台挨拶は初回上映後に行なわれたが、渡辺は「朝にぴったりな映画が公開されて、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。あ、みんな生きてるんで大丈夫です」と、なに食わぬ顔で挨拶。場内の笑いを誘う。
『手裏剣戦隊ニンニンジャー』でモモニンジャーを演じた山谷は、『烈車戦隊トッキュウジャー』のトッキュウ3号だった小島との共演について「まさか戦隊の先輩である梨里杏ちゃんと、こんなに早くご一緒できるなんて思っていなかったので、台本をいただいたときは、すごくすごくうれしかったです。戦隊のときとは違う『脱ヒロイン』な姿をスクリーンに焼き付けるように頑張って撮影しましたので、こういう私も私もいるということを受け止めてもらえたらうれしいです」と挨拶。
この作品が映画初主演となる小島は「いろんな気持ちを重ねて演じた作品なので、今ここに立っているということにドキドキして……え、何の話だっけ? びっくりするぐらい緊張しています!」とパニックになるほど緊張。複雑な心理描写が求められる作品であるため、演じる上ではかなり悩み抜いたといい「リハーサルでもどうしても出来ないシーンがあって。みんなに見守られながら本番まで、掘り下げて追いつめました」と撮影時の苦労を語った。そんな小島を山谷は「座長としてみんなを引っ張ってくれました」と優しくフォローする。
騙し合いのゲームがテーマということで「出し抜き・出し抜かれた」エピソードを披露しあうことに。渡辺は「これは笑いを取らないとだめなヤツですよね?」と自分でハードルを上げながら「撮影の最初の頃、“自分はアメリカ育ちで、関西に9年住んでいた”って嘘をついて、関西弁でしゃべっていたら信じてました」とゲームさながらの「騙し」を実践していたことを明かす。
岡本夏美は山谷について、「私たち『ヤマヤ』『オカモト』って呼びあうぐらい、おじさんみたいにサバサバしたキャラで、近いものを感じてたんですけど。撮影で泊まったホテルが一人部屋で、夜になって山谷が“オバケが怖いから一緒に寝ていい?”って可愛い一面を見せてきたので、キュンしちゃってギャップにやられました」と暴露した。
初回舞台挨拶には、小島梨里杏、渡辺佑太朗、清水尚弥、岡本夏美、花影香音、篠田諒、小山莉奈、金子大地、濱正悟、池田和樹、梅村紗瑛、山谷花純、綾部真弥監督が登壇した。