岩手県出身の『non-no』専属モデル・久慈暁子が初主演するドラマ『恋子focus〜ある女子校生の物語〜』のBlu-rayが8月26日に発売される。「ひかりTV」と「岩手めんこいテレビ」の共同プロデュースで、気鋭の写真家・青山裕企が監督を務める、映像にこだわった意欲作だ。

　久慈暁子は岩手県から大学進学で上京、青山学院大学在学中に所属事務所にスカウトされた。第39代目旭化成グループキャンペーンガールでの活動を経て、6143人の中からグランプリを獲得して『non-no』専属モデルに抜擢された。今作では実際の出身地でもある岩手県から東京都の高校へ転校してきた高校2年生を演じる。

　同作は「ひかりTV」と「岩手めんこいテレビ」が共同プロデュース。4Kカメラでの撮影、地上波放送・映像配信・ビデオグラム発売などのメディアミックス展開で、地方から良質コンテンツを全国へ、というテーマのもと制作された。監督は写真家・青山裕企。『スクールガール・コンプレックス』をはじめ、『現代フェチズム』と評される圧倒的な世界観を持ち、最新写真集『君の足跡』（生駒里奈）がオリコンランキング1位を獲得するなど常に注目を集める気鋭の写真家だ。

　映画『きいろいゾウ』『夏美のホタル』などを手がけた片岡翔が脚本を担当。キャストには、主人公の友人役に新人女優・樋口柚子、教師役に俳優集団D-BOYSの牧田哲也を配し、青山監督の世界観とマッチした繊細な物語をつむぎ出す。

　今作は映像にこだわり、Blu-rayのみでの発売。写真家・青山裕企の世界観を存分に味わうことができる40ページの『恋子focus〜ある女子校生の物語〜』ブックレットが封入される。Blu-ray『恋子focus〜ある女子校生の物語〜』は8月26日発売。

【あらすじ】
東京の空は、私が思っていたよりもずっと狭い。でもそう感じるのは、ビルのせいだけじゃないかもしれない。高校2年生の春、水沢恋子（久慈暁子）は父親の仕事の都合で岩手県から東京都の高校へ転校してきた。なかなか東京の学校に馴染めない恋子。唯一の心の支えは、岩手の祖父から送られてくるソウルフード「福田パン」だった。ある日、そんな恋子に声をかける生徒がいた。佐野星南（樋口柚子）だ。どこか自分と性格が似ている恋子に興味を持ち、写真部に入部しないかと誘う。思春期の多感な高校生活で若い二人が経験する友情、喧嘩、恋愛、そして卒業…。心が通じ合った二人だからこそ生み出される、普通だけど彼女たちだけの物語。