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2016/05/23 23:18
Japan Expoライブ出演権を懸けた『Tokyo Candoll』決勝 ユイガドクソンがパリ行きの切符をつかむ
フランス・パリで行われる世界最大のジャパンフェス『Japan Expo』。そのライブメインステージ出演権を争うアイドルイベント『Tokyo Candoll』の決勝大会が22日、TSUTAYA O-EASTで開催された。決勝に進出した10組から優勝をつかんだのは、10年前にダンスユニット「SweetS」を卒業した岩崎舞らで結成された4人組「ユイガドクソン」だった。
『Japan Expo』出演権をかけて戦う公式トーナメント大会『Tokyo Candoll』。昨年はLuce Twinkle Wink☆が優勝し、ライブメインステージを務めた。今年、80組を超える参加アイドルを勝ち抜いたアンドクレイジー、Stella☆Beats、d-girls、デスラビッツ、ぴなふぁ、ぴゅあ娘、前田彩里、病ンドル、ユイガドクソン、そして敗者復活から勝ち上がったG→Lの10組が決勝戦のステージに臨んだ。
『Tokyo Candoll』の決勝は来場したファンの動員ポイントと投票ポイント、そして審査員の投票によって「日本を代表する次世代アイドル」が決定される。それぞれ全く個性の異なるアイドル同士の戦いに、ファンも投票を迷ったと思うが、自分たちを推すファン以外のファンからの票をどれだけ獲得できるかが勝負の分かれ目となるため、各グループとも15分という持ち時間のなかで、自分たちの勝負曲、アピールポイントを詰め込んだパフォーマンスを全力で披露していた。
そして投票の結果、フランス行きの切符を手にしたのは、結成から1年半のユニット「ユイガドクソン」。ライブでは「最後の最後まで最高の楽しいステージを作っていきたい」とアピールし、祭りばやしをフィーチャーした夏にぴったりのアゲアゲの楽曲『泡夏!!!!』で勝負に出た。キレと躍動感のあるダンスに乗せたブレない確かなボーカルで圧倒し、ファンの応援を浴びながら会場を熱く盛り上げた。
結果を聞いたメンバーは「ビックリしすぎて、本当ですか!」とすぐには事態を飲み込めない様子。そして「自信満々なことを言ってたんですけど正直不安で。出場が決まってから必死にやってきました。私たちはまだ結成から1年半だし、全然、自信もなくて、皆引っ込み思案だから…。でも1回1回のライブでパフォーマンスを頑張ったし、優勝を獲れたということは皆さんに少しでも認めてもらえたということなので、嬉しいです、本当にありがとうございます」と挨拶。
岩崎舞は「私は10年前にSweetSで活動して卒業し、メンバー4人ともそれぞれの活動(歴)があって…夢をあきらめたくなくて、今ここに4人で立っています」と想いを語る。再び夢に向かって歩みだしたメンバーが集まり、ついに果たしたリベンジ。「まだスタートしたばかりで、どこまでいけるかは分からないけど、強い気持ちを持ってこれからも頑張っていたいです」と今後に向けての決意を語った。
第17回Japan Expoは7月7日〜10日、パリ・ノール・ヴィルパント展示会会場にて開催。そのメインステージで、「ユイガドクソン」が現地の来場者にどんなパフォーマンスを見せつけるのか楽しみだ。