元アイドリング!!!の佐藤麗奈を中心に結成されたアイドルグループ、マジカル・パンチライン（通称：マジパン）が13日、ポニーキャニオン本社で発表記者会見を開いた。会見ではポニーキャニオンから7月20日にデビューミニアルバム『MAGiCAL PUNCHLiNE』でメジャーデビューを果たすことを発表した。

　マジ・パンは17歳の佐藤をリーダーに、浅野杏奈（15）、小山リーナ（13）、清水ひまわり（13）、沖口優奈（18）の5人で結成。メンバーは佐藤が自ら審査に加わって厳選したといい「いつもは審査される側なんですけど。10代女子の目線で、キャラクターからルックスまで、心の底からカワイイ子を選んだ自信があります」と豪語した。

　グループとしては“魔法”をコンセプトに繊細に作りこまれた設定が特徴。『タイガーゲート』という魔法学校に入学した生徒という設定など、ファンタジーな世界観を徹底する。衣裳にもマントを採り入れるなど、佐藤のデザイン画を元に制作された。サウンドプロデューサーにはアニメ『けいおん！』や、ももいろクローバーZ、でんぱ組.incの楽曲を手掛けたTom-H@ckを迎え、魔法少女アニメっぽい元気な曲から『ハリー・ポッター』のサントラ風の壮大な楽曲までを聴かせるという。

　グループ名の由来は、「魔法のような」を意味する“magical”と、演劇やヒップホップでの「決め台詞」「ジョークのオチ」を意味する“punchline”を組み合わせた造語。清水は「一部ではパンチラとか呼ばれていますが、パンチラはしません！」と笑顔でクギを刺した。

　これまで大人数のグループに所属していた佐藤は「これまでポジションが“0.75”とか細かかったので、たまにサボってました（笑）。今は人数が少ないので覚えやすいです」とぶっちゃける。また「今回はフジテレビがあまり関わっていないので、『Ｍステ』に出られたら夢のようだなって思います」と本音をもらし、さらに「個人は面白さを磨いて『アメトーーク！』みたいなバラエティに出たいんです」と言うと、司会から「テレ朝ばかりですね」とツッコミが。佐藤はあわてて「フジテレビは好きですよ！また行けたらいいなって思います（笑）」と取り繕っていた。

　今後マジパンは29日に開催される『ミュージックパーク×TOKYO IDOL PROJECT in SENDAI』に出演し、パフォーマンスを披露する予定だ。