現在全国ホールツアー中のアイドルグループ、私立恵比寿中学のメンバー・安本彩花と柏木ひなたが7日、渋谷・スペイン坂スタジオで行われた『TOKYO FM『JA全農 COUNTDOWN JAPAN』の公開生放送に出演した。

　番組最初のコーナーではゲストが考えたチャートを発表するもので、今回は『安本彩花のぬか漬けTOP3』。ぬか漬けは、発酵食品が風邪にいいということから、全国ツアーに備えて体調を整えようという安本の父親の発案で家族で漬けはじめ、ハマったのだという。

　トップ3のランキングは3位キュウリ、2位ダイコン、1位はニンジンの順。「キュウリは漬けやすいしスタンダード。大根はシャキシャキした食感が大好き。人参は硬くて漬けるのが難しいんですが、私は浅漬けが好きなので、あまり漬からない人参が魅力的です」と語る。柏木は「野菜が好きなのは前から知ってたけど、ぬか漬けにここまでハマッているとは知らなかった」と驚いた。

　そして続くトークテーマはメンバーの「パワーフード」について。安本が挙げたのは『お母さん特製のチキンカツ』。「私は緊張しいで、ビビりなんですが、そういう性格を“チキン”っていうので、“チキンに克つ”という意味で、大事な勝負の時には必ず作ってくれます。ツアー初日の前夜、テーブルにこんもりとチキンカツが置いてあって。今回は3ヵ月ほどの長いツアーなので、100パーセントの力で頑張ってこいという、お母さんからのエールなんだなって感じました」とエピソードを語った。

　柏木が挙げたのは『おばあちゃんのメンチカツ』と偶然にも“カツ”つながり。「私はおばあちゃん子で、おばあちゃん家にいるとき、私が元気ないなと思ったときに出してくれるんです。それがお店で出せるぐらい美味しくて！　元気が出ます。衣の厚さが自分のなかでちょうどいいんですよね」と、そのこだわりを語った

　4月20日に発売された3rdアルバムのタイトルは『穴空（アナーキー）』。柏木は「これまでもアルバムのタイトルは、1stが『中人』で2ndが『金八』と線対称の漢字2文字になっているんです。『アナーキー』は無政府状態という意味なんですが、自由でハチャメチャなエビ中にぴったり。最近ではアナーキーという言葉を便利に使ってます」と明かした。

　3枚目のアルバムともなると成長を感じる部分がありそうだが、「これまで『キングオブ学芸会』という言葉に頼っていた部分があって、“学芸会だからいいや”と思ってたところもあると思うんですけど、そうは言わせないぐらいに成長して、大人になったと思います」と語った。全国ツアー『私立恵比寿中学JapanホールKeikiiiiツアー2016〜the snack bar in gakugeeeekai〜』は今後、8日の広島・上野学園ホールから全国を周り、ファイナルの7月2日・東京国際フォーラムホールAまで続く。