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2016/03/30 23:39
ミュージカル『刀剣乱舞』の“刀剣男士”が勢ぞろい! 秋の新作公演メンバー初お披露目
2.5次元舞台、ミュージカル『刀剣乱舞』 〜阿津賀志山異聞〜の製作発表、及び今秋新作公演の刀剣男士初お披露目が30日、目黒雅叙園で行われた。和の雰囲気の会場の中、美しい衣装に身を包んだ刀剣男子11人が勢ぞろいした。
『刀剣乱舞』は名だたる刀剣が戦士の姿となった“刀剣男士”を収集・育成・強化し、歴史改変を目論む敵を討伐していく刀剣育成シミュレーションゲーム。ゲームリリースから半年たらずで登録者数100万人を突破する人気作品だ。
人気はゲームに止まらず、刀剣に関する書籍・美術館・刃物屋などにも広がり、各地の刀剣の特別展覧会に「刀剣女子」が多数詰め掛けるなど社会現象となっている。2016年3月26日にはアニメ化も発表。メディアミックスでさらにその世界を広げている。
ミュージカル『刀剣乱舞』は昨年トライアル公演が行われ、1部は刀剣男子によるミュージカル、2部はライブパフォーマンスを繰り広げる構成が話題となった。刀剣男子は2016年1月にCDデビューし、NHKの音楽番組『MJ』への出演も果たしている。
この日は、11名の刀剣男士が登壇。まず、5月の「阿津賀志山異聞」に出演するメンバー6人が、次回公演の見どころについて語る。
「天下五剣のなかでも最も美しいといわれる刀なので、キレイにすることはもちろんですけど、所作や有難いことに衣装にも凄くこだわっていただいているので、そういう面を舞台で出していきたいと思います。自分のことを“じじい”と呼んでしまうようなヌケ感だったりというバランスを前面に出したいと思います」(三日月宗近役・黒羽麻璃央)
「平安時代に打たれた刀ということで、見た目の優雅さや姿勢を気をつけています。狐が相槌を打ったということで、野性味を帯びた、容姿とはギャップのあるワイルドな部分を表現したい」(小狐丸役・北園 涼)
「戦よりも神事が得意なんですが、時に戦わなければならないときの大太刀を使った立ち回りが見どころです」(石切丸役・崎山つばさ)
「岩融は見てのとおりすごく大きくて、大きさと豪快さを持ち合わせ、なおかつ品があるという役柄です。彼の葛藤や悲しみを表現したいと思います」(岩融役・佐伯大地)
「義経公の守り刀で、皆に“あそびましょうよ〜”って言う天真爛漫な男の子です。このメンバーのなかで短刀が僕だけなので、誰よりも動き回ってやろうと思っております」(今剣役・大平峻也)
「繊細な魅力がたくさん詰まった役柄で、大胆でぶっきらぼうで熱いところがある反面、クールにも子供っぽくもなるような、いろんな面のあるキャラクターを佐藤流司がどう演じて行くのかを観ていただきたい」(加州清光役・佐藤流司)
そして秋の公演の新メンバー5人はトライアル公演を観た上で、新公演に臨む意気込みを語った。
「公演を観にいったときに、ライブで隣の方が担当色のライトをバババッと点けるのを観まして、僕が出たときには僕の色に染めてやりたいなと思います」(大和守安定役・鳥越裕貴)
「1部の芝居は自然と涙が出て、以外にも泣ける芝居なんだなって思って。2部のライブは迫力があって、何よりダンスが凄いなって感じて。刀剣男子が踊る姿に刺激を受けてました。自分はミュージカル初挑戦でダンスもイチからなんですけど、しっかり叩かれて叩かれて、しごかれてダンス、歌、殺陣を身につけたいです」(和泉守兼定役・有澤樟太郎)
「2部のようなライブパフォーマンスはなかなか無いなって思っていて、自分がやるときには自分も盛り上がりながら、お客さんも最高に盛り上げられるように芝居とライブを融合させたいと思います」(堀川国広役・小越勇輝)
「運動量も活動量も多いので、自分の可動域を知ることが大事かなって思います。人に迷惑をかけないように素敵に立ち回れたらなと思います。2部のライブのペンライトは、僕が出たときには1本でも僕の色があればいいかなって(笑)」(蜂須賀虎徹役・高橋健介)
「ライブの公演で心配なのは体力面で、この新作公演のなかで一番年長なんです。日ごろジムで鍛えてバキバキな体になったので、汗をかきながら、このなかでは誰よりも涼しい(衣装な)ので、皆に負けないように頑張ります」(長曽祢虎徹役・伊万里 有)
ミュージカル『刀剣乱舞』 〜阿津賀志山異聞〜は東京:2016年5月27日(金)〜6月12日(日) AiiA 2.5 Theater Tokyo、大阪:2016年6月17日(金)〜6月19日(日) 森ノ宮ピロティホール、京都:2016年6月23日(木)〜6月26日(日) 京都劇場で上演。ミュージカル『刀剣乱舞』 新作公演(タイトル未定)は2016年9月〜11月、東京・福岡・大阪で公演。
(C)ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会