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2016/03/29 06:01
清水富美加と千葉雄大、映画『あさはんのゆげ』でW主演 いとこ同士のひと夏の揺れる心を描く
清水富美加と千葉雄大が、7月2日公開の映画『あさはんのゆげ』でW主演を果たすことが分かった。
映画の原案となったのは、2014年12月に小説投稿コミュニティ『E★エブリスタ』に投稿された「片想い」をテーマにした深水の恋愛小説。夏の間だけ、風花は従兄弟の要と片田舎の一軒家で同居することになった。画材道具と糠どこを持って数年ぶりに現れた従兄弟に戸惑う風花。母親の仕事の都合で片田舎に暮らすハメになったイライラを要にぶつけながらも、彼が作る朝ご飯(あさはん)を通して風花の頑なな心は解きほぐされていく。というストーリー。
ヒロインの風花を演じるのは、2015年に連続テレビ小説『まれ』で注目され、4月クールの日本テレビ系ドラマ『世界一難しい恋』や、情報バラエティ『にじいろジーン』(関西テレビ)にレギュラー出演するなど、ひっぱりだこの人気若手女優・清水富美加。
もう一人の主人公・要役は、映画『アオハライド』、ドラマ『オトナ女子』(フジテレビ)、『黒崎くんの言いなりになんてならない』(日本テレビ)など、出演作目白押しの俳優・千葉雄大。そして脚本・監督・編集は、星野源、KANA-BOONなどのミュージックビデオを手掛け、独特の映像が高く評価されている山岸聖太が手がける。
この映画出演に際して、清水富美加は「あさはん、は、あさごはんのことですが、タイトルにあるくらいなので優しいあたたかみのある美味しそうなあさはんが眩しいです。従兄弟がどういったものなのか血縁関係があること以外、私はあまり分からないのですが、それは私が演じるふーちゃんも同じでした。ただ一緒に過ごす時が楽しく、でもそれが、いつまで、どう続くかも分からなくて、という揺れるこころが見所です。あと千葉さんが眩しいです」とコメント。
千葉雄大は「従兄妹って兄妹のようでいて、友だちのようでもあって、すごく不思議な関係性だと思います。僕自身も年上の従兄姉がいるのですが、小さい時はなおさら、すごく大人に見えたし、憧れのようなものを抱いていました。心が揺れるふたりのひと夏を楽しんでいただければ、と思います。また、真っ白いごはん、お味噌汁、漬物、卵焼き。ありふれた”あさはん”がとても愛おしく感じる映画にもなっておりますので、映画を観た後は、誰かと美味しいごはんを食べてほしいです」と語っている。
映画『あさはんのゆげ』は7月2日、全国ロードショー。