今秋発売予定の人気ゲームシリーズの最新作、PlayStation(R)4専用ソフトウェア『龍が如く６(仮称)』に出演する女性キャストを選抜する、『龍が如く』10周年記念「復活！『龍が如く６』出演者オーディション」の第2次面接審査が5日、都内で開催された。1000名を超える応募の中から東京・大阪あわせて100名の女性が面接に参加。総合監督・名越稔洋らに向けてアピールした。

　今回のオーディションでは、『龍が如く６(仮称)』の世界に登場するキャバクラ嬢役を、満20歳以上の女性を対象に、オーディション情報サイト「デビュー／Deview」ほかで広く募集。過去には壇蜜もこのオーディションをきっかけに芸能界に活動の幅を広げていることから、芸能界デビューを目指す一般参加者、ブレイクを目指すタレント、モデル、グラビアアイドル、声優が集まった。

　マスコミに公開されたのは土曜午後の2グループのみだが、その部分だけでも参加者は個性派ぞろい。Jカップが武器の声優・鍛代ふみかは「東京ゲームショウで名越さんをお見かけして、握手していただいたり、一緒に写真を撮っていただいたり、神対応していただいて『龍が如く』が大好きになりました」と名越総監督との再会に感激。『ミスヤングチャンピオン2015』の潮田ひかるは「チャームポイントはお尻。立ってるときに自分で触ったりします。垂れてもなく、筋肉質でもなく、おっぱいみたいなお尻です」と積極アピール。

　『ミス東スポ2016』グランプリの桜井奈津は、いきなり上半身ブラだけになり「21世紀のセックスシンボルになる」と宣言、その一方で「高校3年生のときに不登校になって、ゲームに支えられた」と、オーディション参加の理由も告白した。175センチの高身長にGカップバストのダイナマイトボディ・染谷有香は「グラビアアイドルというお仕事は、男性を癒すという部分では共通点があるのかなと思います。私の好きな男性のタイプが、義理人情に溢れて男気のある方で、まだ現実に出会えていないので、ゲームの中で出会えれば」とおっとりした口調で自己PRした。

　審査後に囲み取材を受けた名越は「約6年ぶりの開催で不安でしたが、1000人超の応募があって盛り上がったので嬉しいです。毎回女性としてキレイな方の数が増えているのは不思議な気もするし、嬉しい気もします。ゲームファンでありながら、普通に女性としてもすばらしく美しい方が増えているのは、『龍が如く』らしいととも思う。普通あんなにバンバン脱がないと思いますし（笑）、脱ぐ人が増えたのはドキドキしますね」とコメント。

　シリーズプロデューサーの横山昌義は「審査が始まったばかりなのに、キレイな人が増えていて、選ぶことを考えると頭が痛い。だからこそ、見た目のキレイさだけじゃなくて、心のユニークさも大事になってくるのかなと思います。合格した方には、ゲームのシナリオライターが一人当たり2時間以上、何百項目のQ&Aでロングインタビューをします。そのなかで、面白いストーリーや背景がある場合はエピソードに反映して行くつもりです」と、ビジュアルだけでなくユニークなキャラクターも審査ポイントとなることを明かした。

　6日に大阪会場で行われる面接審査をあわせて、ここから10分の1程度に絞られる予定。さらに3月下旬から4月上旬にかけてのWEB一般投票を経て、4月中旬の合格者発表となる。過去には一般応募者からの応募で芸能界へのデビューを果たした例もあり、現時点での実績や知名度は全く選考には関係ない。このオーディションから、再び壇蜜やRioのような逸材が発掘されるのか、今後の選考過程からも目が離せない。