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2016/01/22 13:09
子役オーディション募集開始 手塚治虫の名作「ワンサくん」を原作としたキッズ・ミュージカルに出れるチャンス
手塚治虫の”作品知る人ぞ知る”名作『ワンサくん』を原作としたキッズ・ミュージカルの上演がこの夏に決定。主役の「ワンサ」をはじめ、その仲間役として出演する子役オーディションの募集が、22日より『Deview/デビュー』サイト&公式サイトで開始された。
『ワンサくん』とは元々は三和銀行のマスコットとしてデザインされた「ワンサ」を主人公にして、虫プロ商事から刊行された『てづかマガジンれお』に創刊号から連載された作品。10円で売られ母親と離れ離れになったワンサが脱走して野良犬となり、多くの野良犬仲間と出会う事から始まる物語だ。漫画は未完となっているが、その後1973年、虫プロ最後のテレビアニメとして放映された。アニメはミュージカル風の演出がなされており、当時の日本では画期的な作品であった。
今回のミュージカルは、夏休みの特別企画「せたがやこどもプロジェクト」の一環として、2016年8月にシアタートラム(東京・世田谷)にて上演。演出は、ダンス集団「ダンスカンパニー・コンドルズ」のメンバーであり、劇団「宇宙レコード」の主宰、現在はNHK教育テレビでも活躍し、子ども番組『みいつけた!』の“オフロスキー”役が人気を集めている子ども向けエンターテインメントの実力派、小林顕作。脚本は、劇団「ブルドッキングヘッドロック」を旗揚げし、映画『桐島、部活やめるってよ』にて第36回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞するなど、人間の心の機微を鋭く描く作家として注目を集めている若手脚本家、喜安浩平。コミカルな犬達の生活を描き、子どもだけでなく全世代に愛される作品となることが期待されている。
募集するのは、小学生〜中学1年生の元気で明るい男女(プロ・アマ不問)。役柄については、主役の「ワンサ」役 他、男のコ…カッコイイキャラ、ぽっちゃりキャラ、オタクキャラ、知的キャラ、オカマキャラなど。女の子…アイドルキャラ、ギャルキャラ、優等生キャラなど、様々な個性溢れる仲間の犬役を募集。合格後は、チラシやパンフレットの撮影を経て、7月中旬から開始する稽古に参加し、8月の本番公演に出演する。歌やダンス、舞台経験は不問なので、話題作に出演したいという人はもちろん、お子さんが舞台に立つ姿を見てみたいというお父さんやお母さんにも注目してほしいオーディションだ。
オーディションの詳細は『Deview/デビュー』(http://deview.co.jp)ならびに、キッズ・ミュージカル「ワンサくん」公式サイト(http://www.nelke.co.jp/topics/1895/)にて掲載中。オーディションの応募締切は、1月29日(金)必着と、募集期間も短いため、今すぐ応募を!