ニュース
2016/01/12 18:57
AKB48・茂木忍「私の赤い糸はAKB48と繋がっている」
国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア』とAKB48グループのコラボ企画AKBによる映画『9つの窓』の公開直前イベント「AKB48と楽しむ世界のショートフィルム」が11日、横浜みなとみらい・ブリリア ショートショート シアターで開催。『9つの窓』の1編『赤い糸』の主演であるAKB48・茂木忍をゲストに迎えたトークイベントが行われた。
映画『9つの窓』は、1作10分×9作品のショートフィルムによるオムニバス映画。各作品の主演はAKB48のメンバーが務めた。この日は世界の傑作短編の上映と、横山由依主演『漁船の光』を上映。上映と併せて同映画館の支配人と茂木によるトークセッションが行われた。
ソロのイベントが初めてという茂木は、緊張気味にステージに登壇。緊張のあまり客席をチラチラとしか見られない様子だったが、「いつも握手会に来てくださるファンの方も見えたので楽しかったです」と、映画に出演したからこそのソロイベント実現を喜んだようだ。ブリリア ショートショート シアターは、AKB48の大規模な握手会が行われるパシフィコ横浜とは目と鼻の先。茂木は「握手会の空き時間にぜひ皆さんどうですか? ついでに茂木の握手会にも来ていただいて(笑)」とアピール。
トークは、短編映画にまつわるクイズや映画の撮影エピソードで展開。今回AKB48グループとコラボした『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア』が、米アカデミー賞公認の映画祭で、同映画祭の受賞作が次年度のアカデミー賞短編部門に推薦されることを聞くと、茂木も「スゴイ!」と驚き、「もしかしたらオスカーに近いかも。今からコメント用意しておきます」と笑わせた。
茂木主演の短編『赤い糸』は、運命の赤い糸が見えてしまうというファンタジックな学園モノだが、今後やってみたい作品については「ホラーをやってみたいです。予告編を観たら、はるっぴさん(兒玉遥・HKT48/AKB48)の作品がバンパイアだったので、そのぐらい現実離れしているほうが良いです。身近な設定だと自分が本当に怖くなってしまうので。あとは恋愛モノもやってみたい。私、高校時代は既にAKB48でラブの要素が全く無かったので、せめて映画のなかでだけでもラブ要素を感じたい。お客さんにキュンキュンしてもらえるような作品に出たいです」と語った。
イベント終了後の囲み取材に応じた茂木は、今回映画に主演して「今まで演技に興味はなかったんですが、すごく難しいし緊張もするけど、勉強になったなと思うので、2016年も、小さな役でもいいから女優のお仕事をたくさんしていきたい」と前向きに発言。劇場公開時には「ぜひ大きなスクリーンで観たいです」いい、「AKB48にいてもこんなに大きなスクリーンに映ることがないんですが、それが何日間も期間中いつでも観られるというのが、めっちゃ緊張するし、まだ想像できない」と戸惑いも明かした。
主演した映画『赤い糸』にかけて、“自分と赤い糸で繋がっているもの”を聞くと「私はAKB48と繋がっていると思います。私はAKB48に入るまでに3〜4年かかっていて(オーディションに3度落選し、4度目の挑戦で合格)、だいぶこんがらがって絡まってると思うんですが(笑)、それでもAKB48に入ることができて、活動できているというのは運命なのかなって思います」と笑顔で語った。
映画『9つの窓』は、1月30日よりブリリア ショートショート シアターにて先行公開。以後2月6日から全国順次公開。なお茂木忍のロングインタビューが、27日よりオーディション&エンタメ情報サイト「デビュー/Deview」にて公開される。