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2015/11/27 18:46
注目女優・平祐奈、入江悠監督のショートムービーに主演
音楽と物語をつなぐ公募小説賞『otoCoto presents OtoBon ソングノベルズ大賞 〜音楽を感じる小説〜 DREAMS COME TRUE編』の審査員である映画監督・入江悠が 「ソングノベルズ大賞」にインスパイアされた約12分のショートムービー『うれしいし、たのしいし、大好きかもしれない。』を監督。同作に注目度上昇中の若手、平祐奈と浦上晟周が出演している。
ショートムービー『うれしいし、たのしいし、大好きかもしれない。』は27日よりメイキング映像がotoCoto公式サイト(http://otocoto.jp/songnovels/)で公開。12月1日からは音楽チャンネル「MUSIC ON! TV」のステーションIDとして15秒バージョンと.と5秒バージョン映像がオンエア。12月4日からは12分の本編が『ビデオパス』内にて、先行配信される。
とある地方都市の高校の放課後。眞美子(平祐奈)はその日、体育館を使って自分のプロモーションビデオの撮影を計画していた。撮影を頼まれたのは、同じ高校の生徒である透(浦上晟周)。透は映画業界に進むことを夢見ており、高校の映画研究会に入っている。透はわがままな眞美子に命じられるまま、何の説明もなく急遽彼女のダンスを撮ることになった。眞美子はダンサーになることを夢見ていて、今月で高校を辞め、東京に行くことに決めていた。とくにツテがあるわけではない。このまま田舎にいても仕方がないし芽が出ない、そう思って東京行きを決心した。二人はそれぞれの思いを胸に、1回限りの本番に向かっていく…。
眞美子役を務める平祐奈は「バレエを2歳の頃からやっていましたが、こんな広い空間(体育館)で4分半も踊り続けるのは初めての経験でした。作品の中で踊るというのは自分にとっての目標の一つだったので嬉しかったです。撮影には情熱的に激しく、体力の限界まで踊ることを心がけて臨みました。そして映像を見て、これぞ体で表現するということなんだ! と実感し、自分としても新たな事に出会え、いろんな事が吸収できた作品でした」とコメント。
透役の浦上晟周は「映画監督を志す役ですが、僕も以前ドラマの現場で監督から演出することの面白さを聞いて、自分でも作品を撮ってみたいなと思ったことがあります。脚本や現場の雰囲気で感じたのが、この作品は何気ない日常の一コマで、そのリアルな空気感が大事だと思ったので、できるだけ演技っぽくなく、力を抜いて演じるようにしました。長回し撮影ならではのドキュメンタリーっぽさがとてもリアルで凄いなと感じました」と感想を語った。
監督の入江悠は「今回、DREAMS COME TRUEさんの有名な楽曲にインスパイアされた小説、にインスパイアされたショートムービー、というちょっとややこしいインスパイアのリレーのような形で映像を作らせてもらいました。せっかくインスパイアされたのなら普段自分が照れてしまって題材として選ばないようなことをやろうと思い、『学校』のある風景を切り取ることにしました。二人の若い俳優さんと、比較的若いスタッフさんたちと一緒に、人生におけるある一瞬が切り取れていたら嬉しいです」とその製作意図を語った。
なお『otoCoto presents OtoBon ソングノベルズ大賞 〜音楽を感じる小説〜 DREAMS COME TRUE編』の受賞作4編は28日に電子書籍として4冊同時に発売される。