『第40回 ホリプロタレントスカウトキャラバン ＃Kawaii』の決選大会でソフトバンク賞を受賞した井上咲楽。2日深夜の『決め方TV』（テレビ朝日）では、彼女の芸名が「井上咲楽」に決定するまでの密着取材が放送された。個性的なキャラクターが番組でもフィーチャーされ、デビューへと本格的に動き出したホリプロ期待の16歳新人に話を聞いた。

――先日放送された『決め方ＴＶ』は、咲楽さんの芸名が決まるまでの密着取材でしたが、5つ挙がった芸名候補のうち、ご本人が挙げた『ブリンブリン咲楽』とは？

「『ブリンブリン』は中学のときに友だちと作ったんです（笑）。言葉には特に意味は無いんですけど、発音が面白くて気に入っていて。中学の友だちと“ブリンブリンおはよー”とか挨拶したり、プリクラを撮るときもブリンブリンポーズをやってました」

――実際には「エンジョイ・ガール」と本名の旧字の「樂」を「楽」に替えた「井上咲楽」の二択で、「井上咲楽」に決定しました。

「自分で『ブリンブリン』とか挙げときながら、最初っから“本名がいいな”って思ってたんです。やっぱり両親が『人生を楽しく咲かせてほしい』と願って付けてくれた名前なので、決まったときに『咲楽』が入っていて良かったと思いました。自分としては気に入ってます」

――咲楽さんには、その名前の通りの印象があります。それは自分の人生のテーマですか？

「そうですね、人生エンジョイしたいです。同じ10分間生きるなら、10分間楽しんだほうがいいじゃないですか？　同じ10分を人より楽しもうと中学のときに思ったんです。芸名の候補の『エンジョイ・ガール』も、今のツイッターができるまでは個人のSNSで使っていました」

――ホリプロへの所属が決まって、デビューの実感は湧きました？

「芸名が決定したことで、芸能活動が始まるんだ！って思いました。今回の番組でもすごく手をかけてもらって、沢山の人が動いているというのを実感して、絶対に活躍して恩返しをしたいという気持ちが固まりました」

――凛々しい「まゆげ」が印象的なんですけど、コンプレックスだったというまゆげも今では武器に？

「よくよく考えたら、ホリプロに入れたのもまゆげのおかげかも知れないって思うんです。高校に入って“まゆげすごいね”って友達が出来たこともあったし。TSC本選でもこのまゆげがなかったら『Mr.ビーン』のネタもできなかったし。ネットで写真を上げるとリプが来るんですよ“まゆげどうしたの？”って（笑）。普通の顔より印象が強くていいのかもしれない。でもイジってみたい気持ちもあるんです」

――今後の目標はやっぱり女優？

「まずはタレントとしてバラエティに出られるようになって、そこでみんなに覚えてもらってから女優を目指せればいいなと思っています」

――オーディションの時、目標として石原さとみさんや有村架純さんの名前を上げていましたね。

「有村架純さんの、デビュー後もたくさんのオーディションを受けていたというエピソードを聞いて、すごく努力されている方だなと目標にしています。自分も努力しないと何もできないタイプなので、高校入試の準備は1年からコツコツやっていたし、マラソンなど走ることも好きですけどすっごく遅かったので、走りこんで体力をつけました。芸能界に入って女優を目指すにしても、人の何倍も何倍も努力しなきゃできないと思っているから、有村架純さんみたいに粘って粘って努力していきたいです」

　『ホリプロタレントスカウトキャラバン』グランプリの木下彩音とともに、競い合いながら成長していく井上咲楽の活躍に期待したい。井上咲楽のインタビュー記事は、オーディション情報サイト「デビュー」に掲載中。