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2015/10/28 11:34
ミュージカル「さよならソルシエ」”二人のゴッホ”に良知真次と平野良
2016年3月に舞台化が発表された、ミュージカル「さよならソルシエ」の主役キャスト2名が発表され、若手俳優の良知真次と平野良がW主演を務めることがわかった。
同舞台の原作は、『月刊フラワーズ』(小学館)にて2012〜13年に連載され、単行本が全2巻で累計発行部数50万部を突破した、20〜30代女性から熱い支持を得ている大人気漫画。舞台は19世紀末のパリ。のちの天才画家フィンセント・ファン・ゴッホとその弟で、画壇界を席巻する天才画商のテオドルス・ファン・ゴッホ。兄と弟、二人のゴッホの確執と宿命、そして絆を描いた奇跡と感動の物語を描く。
テオドルス・ファン・ゴッホ役を演じる良知真次は「この作品は僕の役者人生で主演5作品目となります。主演としての責任と期待感を胸に、原作の表紙をひらけたことを、役者として光栄に思います。「さよならソルシエ」のファンの皆様の世界観を壊さずに、アートとして、エンターテイメントとして、この舞台に1つずつ魂を吹き込んでいきたいと思います。1人の役者として、エンターテイナーとして、テオドルス・ファン・ゴッホを大切に演じきりたいと思います」と意気込みを語り、「最後に、劇場という空間を「さよならソルシエ」の世界に色を染めて、客席にいる皆様の心もまた鮮やかに染められたらと思います。ソルシエ(魔法使い)として…。お待ちしております」とコメント。
フィンセント・ファン・ゴッホ役を演じる平野良は「まず、人気漫画原作のミュージカルに出演させていただくことに喜びと興奮を覚えています。ストーリーは誰もが抱えている焦燥だったり羨む気持ちが交差するので一つずつ嘘をつかず誠を積み重ねていかないと伝えられないと思います。しかしその根本は愛だと感じているので、僕も愛情たっぷりに作品と向き合っていきたいです」と話し、「課題は、フィンセントは、太陽のような大らかさがある人物なので芝居や振る舞いはもちろん歌でも表現出来るようにすること。しかし今は期待で胸がふくらむばかりです」とコメントを寄せた。
脚本・演出は、劇団・AND ENDOLESS主宰で、舞台「戦国BASARA」シリーズを手がけ、ダイナミックでエモーショナルな演出に定評がある気鋭の劇作家・西田大輔が担当し、音楽を蜷川幸雄演出「オセロー」や、手塚治虫原作のミュージカル『虹のプレリュード』を手がけ、映画・TVアニメでの実績にとどまらず、コンクールでの受賞歴もある稀代の音楽家・かみむら周平が担当。
ミュージカル「さよならソルシエ」は、2016年3月17日(木)〜21日(月・祝)までZeppブルーシアター六本木にて上演。
なお、オーディション&エンタメ情報サイト『Deview/デビュー』では、マンガ・アニメ・ゲームを原作とした舞台を中心に活躍する若手俳優が所属しているプロダクションの新人募集企画『2.5次元特別オーディション2015』を実施中。