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2015/08/15 17:49

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スターダスト新アイドル「3B junior」、浅草で大歌謡ショー!1年後、同日同会場で「進化を見せる」ライブをサプライズ発表

初の単独ライブ『3B junior 浅草大歌謡ショー』を浅草公会堂にて開催した3B junior。
初の単独ライブ『3B junior 浅草大歌謡ショー』を浅草公会堂にて開催した3B junior。

 ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学、チームしゃちほこ等を送りだしてきたスターダストプロモーション芸能3部が新たに世に送り出すアイドルグループ「3B junior」(スリービージュニア)が14日、初の単独ライブ『3B junior 浅草大歌謡ショー』を浅草公会堂にて開催した。平日のややスタートの早い夜公演に多数のファンを集めたものの、満員に届かなかったことに悔しさをにじませたメンバー。1年後の同じ8月14日に浅草公会堂でライブを行うことをサプライズ発表し、「どこが変わったかの証人になってほしい」とファンにリベンジを誓った。

 3B juniorは、これまでのスターダストプロモーションの他のグループとは一線を画し、「新たな魅力を打ち出すアイドルグループ」として誕生。結成時から徹底的なボイストレーニングやダンスレッスンによって鍛えられ、スターダストプロモーション主催ライブ、『TOKYO IDOL FESTIVAL 2015』への出演、西武園ゆうえんちでの定例公演に挑み、成長を遂げてきた。

 歌舞伎や演芸を主に上演する歴史と趣のある浅草公会堂(もちろんジャンプ禁止)。暗転し緞帳が上がり、3B juniorのメンバー26人全員がステージに登場。新曲の「Stardust Fantasia」がらライブがスタートすると、グループのイメージカラー・ブルーのペンライトが一斉に点灯し客席を包む。「なにがなんでも」に続く両A面シングルとしてこの日リリースされたばかりの「Fragile Stars」には、ファンも全力の「うりゃおい」で応える。26人のシンクロを重視したチームダンスは勢いと迫力を備え、フレッシュな歌声のユニゾンが心地よく響く。

 3曲を一気に披露したところでメンバーがステージいっぱいに横一列に整列、「皆さん、こんばんは! 私たち、3B juniorです!」と挨拶。そして「花の金曜日という貴重な1日を、私たちのために使ってくださって本当にありがとうございます!」とファンに感謝を述べた。ここからは26人全員が一人ずつ、オリジナルのキャッチフレーズも交えながら自己紹介。「プロレスが大好きです。プロレスで学んだことをアイドル活動に活かしたい」という大平ひかる(中1)や、「抜けた歯がまだ生えてきません。歯抜けちゃんです」という市川優月(小6)などのアピールを客席もしばし見守る。

 自己紹介が終わると、グループ内ユニットコーナーへ。最初に登場したのはまばゆい黄色の衣装に身を包んだ7人組「はちみつロケット」(雨宮かのん、公野舞華、塚本颯来、華山志歩、播磨怜奈、澪風、森青葉)。オリジナルの「恋メラ」に続いて披露したももいろクローバーのカバー曲「未来へススメ!」は、ラインダンスの脚も一際高く上がり、ハツラツとした新鮮さを感じる仕上がりに。「私たちは3ヵ月連続でいろんなところでフリーライブなどをやらせていただいていたので、実は2代目『週末ヒロイン』を狙っているんです!」と言い切るメンバー。哀愁を感じる熱いラテン系のリズムで、夏休みの終わりを歌った新曲「ギリギリサマー」は、「ワニとシャンプー」をほうふつとさせた。

 続いては市川優月、小島はな、中原咲耶の小学生トリオがキュートなオレンジの衣装で「冷凍みかん」を歌唱。「トイレ休憩にしちゃうかと思ったら、聴いてくれてうれしかった」(小島はな)と自虐を交えてステージの感想を語った。そして栗本柚希、葉月智子の名前を組み合わせたアコースティック系のデュオ「リーフシトロン」にバトンタッチ。

 「ふわふわしていてマイペースな2人組」と自己紹介するリーフシトロン。白の衣装で清純イメージの2人だが、シトロンこと栗本は「リーフさん(葉月)は見た目大人しそうじゃないですか?でもなんと中身は…大人しいんです。でも結構冷たくてSなんです。Sじゃないと思う人は物販に来てくださいね」、葉月は「シトロンさんはSかMかで言ったら、N。ナチュラル。物販に確認しに来てください(笑)」とキャラをネタに笑わせる。パフォーマンスでは確かな歌唱力で「たんぽぽ」「ゆめかなエール」の2曲をしっとり歌い上げた。

 リーフシトロンの穏やかなムードを一変させたのは、今ステージが初お披露目となるユニット・Majestic7(うらん、市川優月、大平ひかる、小田垣陽菜、小島はな、斎藤夏鈴、鈴木萌花)の7人。カバー曲「気分はSuper Girl」をキレのある元気いっぱいのダンスでパフォーマンスした。メンバーによれば「グループのイメージは“宇宙戦艦”なんです」とのことで、この勢いには今後も注目だ。

 変わって登場したのは、白い制服に身を包んだ内山あみ、椎名るか、高井千帆、内藤るな、平瀬美里の5人。新曲「歌いたいのうた」を歌唱した5人組は「キングレコード組です」と自己紹介。「キングレコード組」は仮のユニット名で、スターダストのイベント『ふじいとヨメの7日間戦争』で今夏にデビューと発表されていた。しかしメンバーは「でも夏休み終わっちゃいますよね? どうなってんだ、宮本―!」「サギだー!」と大騒ぎ。するとキングレコード・EVIL LINE RECORDSのレーベルヘッド・宮本純乃介氏がビデオメッセージで登場し、「諸事情によりデビューが遅れている」「来年の新春にはデビューを準備している」と弁明。「遅れた分を取り返し、立派なアイドルになっていけるようにもろもろ制作を頑張っていきたい」と胸を叩いた。それを聞いたメンバーは、さっきまで毒づいていたことは忘れ、「春だって!」「中2だ」「一番楽しいときー」「中3になっちゃうよ〜」と来春に想いを馳せ始める。

 そんな5人を蹴散らして乱入してきたのは、ももいろクローバーZ・高城れにプロデュースによるユニット「奥澤村」(愛来、奥澤レイナ、中村優、永山真愛)。高城れにが推すレイチェル(奥澤)を中心に結成され、自己紹介でも「高城れにのどこが好きか」を上げるのがお約束の高城愛にあふれるこのユニット。客席に向かって「お前らは残業とかないわけ?」「大人って残業ないんすか? 働いてこの日本を支えろ!」と本家も顔負けの煽りからももいろクローバーZのカバー「労働讃歌」で会場を一つに。「一言で言えばカレーの歌」(中村)という新曲「スパイス少女」でも変化球を投げ、特別な存在感を発揮した。

 奥澤村のタオルぶん回し曲「HAPPY★LOOPER」のエンディングでメンバー全員がタオルを持ってステージに再登場。最後には全員でスターダストプロモーション芸能3部のアンセム「七色のスターダスト」を歌唱し、バラエティに富んだ「大歌謡ショー」の名にふさわしいライブ本編が終了した。この時点で20時が近づいていて、小学生組は(一応あるかは分からない)アンコールには出られないことがメンバーからアナウンスされる。最年少の小5・中原咲耶は「小学生は8時までという法律を作った日本に怒っています」と、独特の言いまわしで去りがたい気持ちを表現した。

 小学生組が少しは出られるかもしれないという期待を込めてか、即座にスタートして熱狂的アンコールに応えて26人全員が再登場。ももクロのカバー「ツヨクツヨク」、「ココ☆ナツ」を26人のフォーメーションで見せつけた。最後に小学生組が曲中に退散しつつ、この日リリースの「勇気のシルエット」を披露し、全18曲のライブを完走した。

 曲を終えると、メンバー1人ひとりがたっぷりと時間をとって、初の単独ライブを振り返り、ファンへの感謝を述べていく。はちみつロケットのリーダー・雨宮かのんは「勇気のシルエット」の時点で大泣きしており、涙で顔がぐしゃぐしゃに。「歌も下手だし、ダンスも上手くないけど、はちロケのみんなが支えてくれました。私は伝えるのがヘタクソだけど、みんなに“伝えよう”“届けよう”って言っていたんです。皆さんに感謝を届けたかったんですけど、届きましたか?(歓声)。今日は楽しかったです」と語り、最後にマイクをはずして肉声で「ありがとうございました!!」と3階席まで感謝を伝えた。

 一番最後には最年長の奥澤レイナが「長くなるので着席してください」と前置きして想いを伝える。「私は3B juniorの最年長としてみんなのことを見てきて、いいところも悪いところもたくさん知っているし、いいところは真似して、悪いところは注意したりしてみんなで切磋琢磨しながらここまで成長出来たんだなって思ってます」。

 そして「これからも前に進みたいから」ということで、『TOKYO IDOL FESTIVAL 2015』に出演するメンバーが前日に「選抜メンバーのみ」となった理由について、「チーフマネージャーとの約束を守れなかった人が出られなかった」と告白。奥澤は続けて「こういうことを皆さんにお伝えすることはおかしいことなんですけど、皆さんがいてこその3B juniorなので、正直に伝えたいと思って、私が代表してこの話をさせてもらいました」と、あえてマイナス面の事実を明らかにしたことを説明した。

 しかしこのことがあって「みんなで話し合った」のだという。「今日も26人全員で出られるか分からない状態だった」ところ、ライブを完走することができ「みんなで仲間としてやっていけると思って、嬉しいなと思っています」と、再び絆を深めたことを喜んだ。

 ただしこの日のライブは、メンバー自身も手売りを行ったが、満員にすることが出来なかった。それを受けて奥澤は「その空いてしまった分が、今の私たちの実力なのかなっていうことを感じることが出来たので、悔しい思いもあったけど良かったなって思える部分もあります。でもこのままでは私たちは前に進めないので、私から宣言させてもらいます。来年の8月14日、日曜日にまたここに戻って来ます!」と、来年の8月14日に浅草公会堂でライブを行うことをサプライズで発表した。

 このことを知らなかったメンバーは驚き、ファンは大歓声。「レッスンや定例の公演で前に進んで行きたいので、ここにいる皆さんに1年後、どこが変わったか、どこが良くなったかの証人になってほしいんです。みんな私たちのことを目が離せないぐらい、夢中になるぐらい、全力でやっていきたいのでこれからもついてきてほしいです。私たちは皆さんのことを裏切りません」と奥澤が言いきると、大きな拍手が贈られた。

 小中高の個性も様々なメンバー26人が気持ちを一つにして作り上げた「大歌謡ショー」。3B junior初の単独ライブは、スターダストのアイドルの新しい可能性を見せてくれた。今後3B juniorは、30日に西武園ゆうえんちで第8回定例公演を開催予定なので、進化していく彼女たちを確認しに行ってみてはどうだろう。

関連写真

  • 初の単独ライブ『3B junior 浅草大歌謡ショー』を浅草公会堂にて開催した3B junior。

  • 暗転し26名のメンバーがステージに登場。

  • 3B junior のイメージカラー・ブルーのペンライトが会場を埋め尽くす。

  • 7人組ユニット・はちみつロケット。「週末ヒロイン」2代目を狙っているという。

  • はちみつロケットは新曲「ギリギリサマー」を披露。

  • 「冷凍みかん」を披露した小学生トリオ。

  • 栗本柚希、葉月智子ユニット「リーフシトロン」。

  • アコースティックなアレンジで聴かせた「リーフシトロン」。

  • アグレッシブなダンスで魅せたMajestic7。

  • 来春キングレコードからのデビューが明言された仮称「キングレコード組」。

  • 来春への期待を語るメンバー。

  • 高城れにプロデュースのユニット「奥澤村」。

  • 「一言で言ってカレーの曲」という新曲「スパイス少女」をパフォーマンス。

  • ラストは3B junior 全員集合。

  • 1年後同日同所でのライブを発表し、リベンジを誓うメンバー。

  

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