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2015/06/08 14:20

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釣りアイドル・つりビットがアイドルファンに見つかる! 撮影可の初フリーワンマンで魅力を拡散

つりビット初のフリーライブでのショット。左から竹内夏紀、安藤咲桜、聞間彩、長谷川瑞、小西杏優(C)De-View
つりビット初のフリーライブでのショット。左から竹内夏紀、安藤咲桜、聞間彩、長谷川瑞、小西杏優(C)De-View

 釣りに打ち込む5人組“釣りアイドル”つりビット初のフリーワンマンライブ『ガッ釣りだよ!全員集合!』が6日、日比谷小音楽堂で開催された。野外ステージで見せた迫力のライブパフォーマンスと、のびのびしたキュートなキャラクターで新規ファンを多数獲得。ライブ撮影可能という異例のサービスも、つりビットの魅力を拡散する結果となった。

 前日までのどしゃぶり雨も上がり、時折晴れ間も見える“釣り日和”。「晴れ女説」があるつりビットのアイドル力に引き寄せられ、110年の歴史を持つ日比谷公園小音楽堂に約1000人のファンが集結。この日は特別に撮影フリーということで、自前のカメラを手に「奇跡の一枚」を狙うファンが朝から詰め掛ける大騒ぎとなった。

 オープニングアクトとして同じキスポイントレコーズに所属する研修生「ファーストきすぽ」の7人が『ロマンティックあげるよ』(『ドラゴンボール』ED曲)を、続いて研修生の中から「ゆりん」と「めいか」の中1コンビが『愛、おぼえていますか』(映画『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』主題歌)となつかしのアニメ名曲カバーを披露。可憐で初々しいパフォーマンスに温かい声援が送られた。

 オープニングアクトが終わると、長谷川瑞(17)、竹内夏紀(14)、聞間彩(14)、安藤咲桜(14)、小西杏優(14)の5人がファンからも見通せる舞台袖にスタンバイ。屋外での「気合入れ」は客席まで響き渡り、ついにつりビットがステージに上がる。アルバム『フィッシングライフ』の衣装のトップスをタンクトップに変えた夏先取りのメンバー達にファンも大歓声。最新シングル『負けないガッツ〜いつか世界を釣り上げます〜』でスタートし、『はじめのキモチ〜スタートダッシュ!』のメドレーで畳み掛けるとつかみはOK。

 「最後まで楽しいライブにします」(小西杏優)「帰るころには、“また観たい!”と言ってもらえるように」(聞間彩)、「ここ日比谷小音楽堂の伝説になるようなライブにします。そのためには皆さんの力が必要です!」(竹内夏紀)と意気込み、釣りアイドルのつりビットにしか歌えない『寿司パラダイス』、そして初披露の『おさかなソング』など、オリジナリティあふれる楽曲を連発し、客席をヒートアップさせていく。

 ライブ中盤はつりビットのライブ恒例、お楽しみの「メンバーの持ち時間」コーナー。ゲストMCに“アイドル大好き芸人”として知られるボン溝黒が登場し、「メンバーのパワーアップ企画」がスタートした。まずは、今後ライブで活躍する(はずの)新兵器「ロッドくん1号」が登場。釣竿から伸びる釣り糸の先に、ファンへのプレゼントを取り付け「遠くのファンまでプレゼントを届ける」優れものだ。まだ誰も使ったことがない新兵器を本番で試すことになったリーダー・長谷川瑞。釣りアイドルの意地にかけてキャスティングするも、最前列のお客さんの前に叩きつける結果に。「私にやらせたらこうなりますよ〜」とトホホな表情。

 続いては、安藤咲桜が「私が大好きな、マンガやアニメや特撮やプロレスが詰まった曲」というソロ曲『アイツのひざだっこ』を披露。サビで安藤がラリアットを繰り出すとファン全員が倒れこむというお約束も楽しんだ。最後にはメンバー全員で初のショートコント『おさかな劇場』(ボン溝黒作)を披露。今回のライブタイトル『ガッ釣りだよ!全員集合!』にちなんで、ザ・ドリフターズ風に両手がフリーになるようマイクを胸の部分に装着。メンバー全員がボケまくるなか、これまたドリフのいかりや長介のように竹内夏紀が全員にキレまくる。コント中、聞間彩がファンに向かって「みんな、早くしないと次の現場回せないよ〜!」とアドリブをかますと、客席は爆笑に包まれた。コントを終え、「一番頑張った」とボン溝黒に絶賛された竹内だったが、「これでまたいろんな方に、そういう子(キレキャラ)だって思われて、アイドルになれなくなるっていう…」と複雑な乙女心をのぞかせた。

 後半戦は、コントのキャラクターとはガラッと雰囲気を変え、「アイドル・つりビットをお見せできる」(竹内)とメンバーもお気に入りの曲『ムーンライトキッス』をしっとりと歌い上げてスタート。釣りがテーマの楽曲『FISH ISLAND』から『Go!Go!!Fishing』に突入すると「ロッドくん1号」が再び登場。今度は釣りの実力ナンバー1を獲得した「釣りセンター」安藤がキャスティングすると、ぬいぐるみは放物線を描いて客席中央に到達した。最後に山下達郎の名曲カバーでスマッシュヒットとなった『踊ろよ、フィッシュ』を披露して本編を終了した。

 アンコールも最後を迎えたとき、竹内から「重大発表があります!」の一言。「辞めないで〜っ」というファンのお約束に「今辞めないでしょッ!」とキレて見せつつ、「8月5日にニューシングル『釣り銭はいらねぇぜ』を発表することになりました!」と笑顔で嬉しいお知らせ。強引に「釣り」にひっかけたタイトルに笑いも起こったが、「つりビット史上最高にカッコいい」「いままでのイメージとガラッと変わります」とメンバーは誇らしげにアピールして新曲を初披露。ディスコ歌謡調のグルーヴィーなアレンジで威勢よくタンカを切る、これまでのつりビットにはない楽曲に、ファンも大きな拍手を贈った。

 初のフリーワンマンライブを終えて、リーダーの長谷川は「入場フリーなのでみんな来てくれるのかずっと不安だったけど、お客さんがたくさんいてビックリしました! いい天気で終われて、最高に嬉しかったです! 皆さんの応援を力に変えて頑張っていきたいと思います」と汗の光るキラキラした笑顔で挨拶した。

 日比谷に集ったファンだけでなく、ファンが撮影しネットに多数アップされたキュートな写真でも多数の新しいファンを釣り上げたつりビット。新曲を引っさげてのリリースイベント、そして『TOKYO IDOL FESTIVAL 2015』『@JAM EXPO』などの大型夏フェスに乗り込んでいく彼女達は、さらに大きな夢を釣り上げそうだ。

関連写真

  • つりビット初のフリーライブでのショット。左から竹内夏紀、安藤咲桜、聞間彩、長谷川瑞、小西杏優(C)De-View

  • つりビット・聞間彩(C)De-View

  • つりビット・聞間彩(C)De-View

  • つりビット・安藤咲桜(C)De-View

  • つりビット・安藤咲桜(C)De-View

  • つりビット・小西杏優(C)De-View

  • つりビット・小西杏優(C)De-View

  • つりビット・竹内夏紀(C)De-View

  • つりビット・竹内夏紀(C)De-View

  • つりビット・長谷川瑞(C)De-View

  • つりビット・長谷川瑞(C)De-View

  • 「ロッドくん」でファンに向けてプレゼントをキャスティングする安藤(C)De-View

  • ボン溝黒作のコント『おさかな劇場』にチャレンジ(C)De-View

  • ボケまくる4人にツッコむ竹内(C)De-View

  • 「真っ赤なタコで〜す」と動きを使ったギャグで笑わせる(C)De-View

  • 新緑に囲まれてのパワフルなライブ(C)De-View

  • 最後にはファンと一緒に記念撮影(C)De-View

  • 研修生「ファーストきすぽ」の7人で『ロマンティックあげるよ』を披露(C)De-View

  • 研修生の「ゆりん」と「めいか」の中1コンビで『愛、おぼえていますか』をカバー(C)De-View

  

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