一般・プロ合計2000通以上の応募から6名の声優を抜擢! 『チェンクロキャラクターボイスオーディション』開催 | ニュース | Deview-デビュー

Deview LOGO

検索の条件設定はコチラ

Deview LOGO

ニュース

2015/05/25 11:15

デビュー

一般・プロ合計2000通以上の応募から6名の声優を抜擢! 『チェンクロキャラクターボイスオーディション』開催

『チェンクロキャラクターボイスオーディション』の合格者と緑川光。(写真左から)小池理子、和井みずき、鳥野貴弘、緑川光、芝崎典子、畠中祐、朝日奈丸佳(C)De-View
『チェンクロキャラクターボイスオーディション』の合格者と緑川光。(写真左から)小池理子、和井みずき、鳥野貴弘、緑川光、芝崎典子、畠中祐、朝日奈丸佳(C)De-View

 ダウンロード数400万を超える人気アプリゲーム『チェインクロニクル』の新キャラクターを演じる声優を選ぶ『キャラクターボイスオーディション』が23日、文化放送・メディアプラスホールで開催された。『チェンクロ』のリヒト役、ルーラ役の声優や『チェンクロラジオ』のパーソナリティを務める声優・緑川光が特別審査員として参加。一般部門から3名、プロ部門から3名の声優が選出された。

 『チェンクロ』初のキャラクターボイスオーディションは、『チェンクロ×pixiv イラストコンテスト』で選抜された6つのキャラクターのボイスを担当する声優を一般部門から3名、プロ声優部門から3名選出するというもの。1次審査には一般部門1300通、プロ声優部門に700通、合計2000通の応募が集まり、書類選考で各キャラクター10名の通過者の写真プロフィール、ボイスサンプルを特設サイトで公開。ユーザーからの人気投票による2次選考を実施。投票合計5175通の中から、各キャラクター候補で獲得票数の多かった上位3名が最終審査オーディションに臨んだ。

 最終審査で通過者は、各キャラクターの登場セリフと必殺技セリフ、さらに架空のキャラクターのセリフを披露した後に、特技を披露するという流れ。プロ声優も役を獲得する際にはオーディションを受けることは多いが、特技披露は行われないのが普通。しかし、特別審査員の緑川も「声優オーディションで特技披露は珍しいですよね。しかし声の実力が同じであれば、特技で見せたキャラクターで選ばれる可能性があるからあなどれない」と語り、セガネットワークスの上町雄介氏も「声優だけでなく、その後イベント等にどう関わってもらえるかを見るときに、特技を考慮する可能性がある」と説明した。そしてどんな人を選びたいかについて緑川は「思わず課金したくなるような方を選びたい」と一ユーザーとしても『チェンクロ』を楽しんでいる立場から期待を込めて語った。

 オーディションの演技審査では、それぞれのキャラクターをどのように解釈し、どう表現するのかが重要となる。キャラクターごとに「バリバリ女の子っぽくなく、ボーイッシュであっけらかん」(キャラクターA)「忍びの修行ばかりしていて、言葉が年寄りくさい。可愛いおばあちゃん的な部分をどれだけ出して、前半と後半でギャップを作れるか」(キャラクターB)「熱血にも、甘めにも振り方は自由」(キャラクターC)などのイメージがあり、これをどのように演じるかが試された。その上で、「必殺技セリフは攻撃につなげるつもりで演じて」「想定より10歳若くしてみて」「もっと悪いことをしそうな含みをもたせて」などと審査員からリクエストが飛び、出場者はそれに全力で答えていた。一方で緑川は、女性の出場者に対して「キャラに関係なく色っぽい声が好きなので、色っぽくやってもらえますか」と独自のこだわりのリクエストを投げかけた。

 特技披露はそれぞれに工夫を凝らした内容を披露。神社で働いていた時に身につけた扇の舞や、けん玉をやりながらのういろう売り、バトントワリングをしながら片足で立ち円周率を唱える、ヒーローショーのお姉さんの再現、口を閉じたまま鼻から声を出しアンドロイドのファミレス店員を演じる、キャラクターの衣装を自作、即興の歌、などさまざまな特技が披露され、審査員にキャラクターを印象づけた。

 最終審査の結果、一般部門の「A・チェンクロ開発チーム賞」(所属:副都)には小池理子さん(24)、「B・岸田メル賞」(所属:九領)には和井みずきさん(23)、「C・虹のコンキスタドール賞」(所属:九領)には鳥野貴弘さん(27)が選ばれた。そしてプロ声優部門の「D・副都部門最優秀賞」(所属:副都)には芝崎典子さん(尾木プロTHE NEXT所属)、「E・九領部門最優秀賞」(所属:九領)には畠中祐さん(賢プロダクション所属)、「F・魔神部門最優秀賞」(所属:魔神)には朝日奈丸佳さん(81プロデュース所属)がそれぞれ選ばれた。

 審査を終えて、特別審査員の緑川は「pixivとコラボしてイラストを募った段階では、声優部門のオーディションまであるとは夢にも思わなかったので、果たして声優さんはどのぐらい集まってくれるのかなと思っていたんですが、想像を遙かに越える応募がありました。一般の方は勢いで応募しやすいものだったと思うのですが、同じオーディション会場でプロも混ざって審査されるということで、いい度胸していないとプロは参加できないと思うので、その辺の度胸は評価したいと思います。今回限られた時間のなかでドラマがありましたので、イラストのほうも声のほうも第2弾のオーディションをやっていただきたいと思います。“あのオーディションをきっかけにあの子売れたね”、みたいなことがあると審査した側としては嬉しいので、頑張っていただきたいですね」と激励。さらに「多数の応募がある中で、ここに残るというのはなにがしかいいモノを持っていると思うんです。でもチャンスが来たときにそれをゲットできるかどうかは、それまでの鍛錬の結果だと思うので、引き続き努力してください」と出場者のみならず、応募者全体に奮起を促した。

 さらに声優界の大先輩として「好きという気持ちを忘れないでください。もしかしたら僕はこのなかで一番子供かもしれません。そういう意味で、声優は楽しい仕事だと思います。大変なことは山ほどあると思いますが、結局は好きという気持ちなのかなと思いますので、その気持ちだけは忘れないでほしいなと思います」と合格者たちにメッセージを送った。

■受賞者のコメント

(A)小池理子さん「今までいろんなオーディションを受けてきて、一度も受かったことがなくて。今回いい賞がとれて、諦めないでよかったな。これからももっともっとがんばっていけるなと思いました」
(B)和井みずきさん「今回のオーディションで、本当にたくさんの人からがんばれってメール、電話、メッセージをいただけて。お父さん、お母さんと応援してくれたみんなにありかとうと伝えたいです。楽しかったです」
(C)鳥野貴弘さん「初めてこういう風に結果を出せて、選んでいただけたことを大変光栄に思っています。今回一般投票というオーディションを初めて受けたんですが、皆さんの応援あってこその結果だと思っていますので、応援してくださった方々と、まだ見たことのない新しい景色を見に行きたいと思いました」
(D)芝崎典子さん「今回のオーディションで人との絆というか、私には応援してくれる人がいっぱいいるんだなということをすごく感じました。こういう形式のオーディションってなかなかないのでいろんなことを考えて、2次を通ったときから緊張していたんですが、選んでいただいてうれしいです。これからチェンクロの世界に入っていけるようにがんばっていきたいと思います」
(E)畠中祐さん「いい経験をさせてもらえたなと思います。僕が声優をやるきっかけというのが、一般オーディションからだったので、ここからいろんな人が出てくるというのを考えると、面白いな、もう一回がんばらなきゃなと思いました。ありがとうございました」
(F)朝日奈丸佳さん「オーディションを知ったのが、締め切り日の前日で、絶対に間に合わないと思ったんですが、すぐに事務所に確認をとって、受けてもいいよということだったので、急いでボイスサンプルを録って、書類作って、次の日朝イチで郵便局に出しに行って、そのとき諦めなかった自分がここにいる自分につながって、あのとき応募して本当によかったと思います。ここから新しい一歩を踏み出ししたいと思います」

関連写真

  • 『チェンクロキャラクターボイスオーディション』の合格者と緑川光。(写真左から)小池理子、和井みずき、鳥野貴弘、緑川光、芝崎典子、畠中祐、朝日奈丸佳(C)De-View

  • 『チェンクロキャラクターボイスオーディション』の合格者と緑川光。(写真左から)小池理子、和井みずき、鳥野貴弘、緑川光、芝崎典子、畠中祐、朝日奈丸佳(C)De-View

  • 審査員と最終審査全出場者を交えた集合写真(C)De-View

  • 自身が演じるキャラクターのイラスト入りパネルを手にした合格者たち(C)De-View

  • 合格者を祝福(C)De-View

  • キャラクターのパネルを受け取る小池理子さん(C)De-View

  • 合格に感極まる和井みずきさん(C)De-View

  • 合格の喜びを語る鳥野貴弘さん(C)De-View

  

Pick up

オススメ

  
×