入来茉里、舞台『夜想曲集』で新境地の役柄にチャレンジ | ニュース | Deview-デビュー

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2015/05/19 21:52

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入来茉里、舞台『夜想曲集』で新境地の役柄にチャレンジ

舞台『夜想曲集』でリリー役を演じている入来茉里。
舞台『夜想曲集』でリリー役を演じている入来茉里。

 東出昌大が初舞台に挑んでいることで話題の『夜想曲集』が、東京・天王洲銀河劇場で12日に開幕。この作品のキャスト最年少で、リリー役を演じている入来茉里は、これまでに演じたことのない新境地の役柄に挑戦している。

 英文学者、カズオ・イシグロ氏の同名短編集が原作の本作。旧・共産圏出身の主人公が、自身の才能を追求するためにイタリアにわたり活動を始めるが、厳しい現実と直面し試行錯誤する姿を描く。音楽の才能に悩みを持ったヤン(東出)と、亡き母が大ファンだったという老歌手、トニー・ガードナー(中島しゅう)との出会いから始まる物語など、3つのエピソードがとあるホテルで交差する、音楽と人生の物語になっている。

 出演は、東出のほか、安田成美、近藤芳正、渚あき等芸達者のベテランが脇を固めるが、そんな中、キャスト最年少で、サックス奏者・スティーブン(近藤)のマネージャー・リリー役を演じているのが入来茉里。実年齢(25歳)よりも上の年齢設定で、パンツスーツに身をつつんだビジネスウーマン役。なかなか売れないスティーブンにきつく当たることも多い、エネルギッシュな女性だ。年齢、外見(ファッション)、キャラクター的にもこれまでに演じたことのない役柄、そして何より異なるのはアメリカ人の役ということ。そんな自分の引き出しにはなかった役柄を、入来は連日楽しみながら演じているという。

 主にドラマ、映画を中心に活動してきた入来だが、昨年、ミュージカル『Endless SHOCK』(帝国劇場ほか)でヒロイン・リカ役を演じて注目されたのをはじめ、『天才執事 ジーヴス』(2014年、日生劇場)、『SAMURAI7』(2015年、天王洲銀河劇場)と舞台出演が相次ぎ、最近は演技面で特に成長が目立つ。今回の作品の初日公演後には、「お客様の笑い声が意外なところで来たり新鮮なリアクションがあって、舞台は生ものだなと実感できるところもたくさんありました。とにかく楽しかったです!」と舞台の楽しさについて語っている。

 舞台『夜想曲集』は24日まで上演中。以降、大阪、広島、富山公演も行われる。入来はさらに7月、『ブロードウェイミュージカル ピーターパン』(東京国際フォーラム)にウェンディ役で出演する。

 なお、入来が輩出した『ホリプロタレントスカウトキャラバン』が今年も募集をスタート。応募の詳細は公式サイトおよびオーディション情報サイト『デビュー』に掲載されている。入来は2007年の32回大会で審査員特別賞に選ばれたことをきっかけに女優デビューを果たしている。

関連写真

  • 舞台『夜想曲集』でリリー役を演じている入来茉里。

  • 『夜想曲集』が舞台初主演となる東出昌大。

  • リンディ・ガードナー(安田成美、左)と語るヤン(東出)。

  

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