『第2回AKB48グループドラフト会議』が10日に有明コロシアムで開催。各チームからの指名を受け交渉に入る24名のドラフト候補の中で、注目したいのはチームB1位指名の高橋希良さん（東京都出身・14歳）。渡辺麻友も「絶対に欲しかったと」絶賛する逸材の今後に期待大だ。

　AKB48の各チームには、組閣を経てメンバーが入れ替わっても変わらないカラーがある。チームBの場合は「王道アイドル」であると言われている。指名の前にチームBキャプテンの木崎ゆりあは「よりアイドル性の高い子、近くで踊っているところを見て“キラキラ”している子を選びたい」と語っていたが、この“キラキラ”というのは、今にして思えば本音がもれていたのだろうか。

　1巡目にチームBは高橋希良さんを指名。他チームの競合は無く、そのままチームBが交渉権を獲得する運びに。木崎は「一番輝いていると思ったので、今日ずっと獲れることを願ってました」と大喜び。渡辺も「ぜっったいに欲しかったんです。王道アイドルと言いますか、チームBにピッタリだなと思ってました。パフォーマンス中の表情も素晴らしいんですよ。みんな魅了されちゃいました。めっちゃ嬉しいです」と大絶賛だった。

　高橋さんは指名直後、ビックリしすぎて「よくわかんないです。何で選ばれたんだろうって…」と涙を流しながらまだ実感が湧かない様子。しかし、母は「AKBのなかでもBに入りたいってずっと言ってたんです」とその気持ちを代弁。そして「“最高の母の日にする”と言ってくれていたんです」と家族思いの娘を見つめた。

　バイトAKBでもその存在感は際立っていた高橋さん。最後には「頑張って絶対にセンターに立ちたいです」と力強く宣言した。

※木崎ゆりあの「崎」はつくりの上部が「立」。