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2015/04/09 20:21
小越勇輝、テニミュ後初舞台、ロック☆オペラ『サイケデリック・ペイン』開幕
ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで、越前リョーマを演じ人気急上昇中の若手俳優・小越勇輝が主演を務める、ロック☆オペラ『サイケデリック・ペイン』が4日より天王洲 銀河劇場にて開幕。初日公演の前日には、公開ゲネプロが行われた。
同舞台は、2012年に福士誠治、綾野剛、北乃きいなど、豪華キャストが揃い、ミュージカルとも音楽劇とも違う、ロック☆オペラとして話題を呼んだ『サイケデリック・ペイン』の再演。日本を代表する作詞家・森雪之丞が長年の野望を実現させ、書き下ろした脚本に、布袋寅泰が25年来の盟友・森のために初めて舞台音楽に挑戦した約20の楽曲に加えて、ミュージカル『AKB49〜恋愛禁止条例〜』、舞台『パッチギ!』の茅野イサムが演出で初参加し、新たな『サイケデリック・ペイン』が誕生。
テニミュ卒業後初の舞台に挑戦する小越が演じるのは、劇中に登場する幻のロックバンド“サイケデリック・ペイン”のボーカル詩音。その詩音の幼なじみでありバンドのギタリスト・魁人役に、ドラマ『弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望』(日テレ系)などで活躍中の桜田通、DJ&キーボードの麗次役に、舞台『ライチ光クラブ』などで多彩な演技の幅を持つ佐藤永典、ベースの準役に、ロックバンド「DISACODE」のベースとして活躍している慎之助、ドラムの翔太役に、舞台『青の祓魔師』の汐崎アイルが出演するなど、若手実力派俳優が集結。
ロックでカッコイイ部分や、やんちゃで可愛らしい部分、孤独を抱える切ない表情など、これまで小越が演じていた越前リョーマのイメージとはまったく違う、表情豊かなの演技が新鮮だった。また、自分たちのROCKを追い求め、共に夢に向かって歩む彼らの芝居はもちろんのこと、この舞台での最大の見どころといえば、彼らの迫力ある生演奏だ。力強い小越の歌声やシャウト、桜田のギターソロや弾き語りなどがふんだんに盛り込まれ、観劇していてついリズムを刻んでしまうほど、会場が度々ライブハウスへと変貌を遂げる。ミュージカルでもなく、音楽劇ともひと味もふた味も違う“ロック☆オペラ”をぜひ、劇場で味わってほしい。
ロック☆オペラ『サイケデリック・ペイン』は、東京公演が4月12日(日)まで天王洲 銀河劇場にて上演中。その後、福岡公演が4月17日(金)〜19日(日)までキャナルシティ劇場、大阪公演が4月30日(木)〜5月4日(月・祝)まで梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演される。