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2015/03/29 19:36

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アイドリング!!!13号・長野せりな卒業ライブレポート「せりなの夢はみんなの夢」

『アイドリング!!!13号長野せりな卒業ライブ ぷにぷに・またね・だいすき』で卒業を果たした長野せりな(C)De-View
『アイドリング!!!13号長野せりな卒業ライブ ぷにぷに・またね・だいすき』で卒業を果たした長野せりな(C)De-View

 アイドリング!!!13号・長野せりなが28日、渋谷公会堂で開催された『アイドリング!!!13号長野せりな卒業ライブ ぷにぷに・またね・だいすき』をもって、7年間在籍したグループからの卒業を果たした。「7年間で出会えた全ての人たちが財産です」というメッセージとともにステージを去った長野は、声優という新たな夢を追っていく。

 冒頭には、番組『アイドリング!!!』初登場の際の映像や、“ウザキャラ”“ザコキャラ”として活躍した懐かしい映像が流れ、卒業ムードが高まっていく。そしてアイドリング!!!の全メンバーが勢ぞろいし、「2期生が加入して1番最初に歌った曲なので、オープニングは絶対この曲にしたかった」という「百花繚乱アイドリング!!!」でライブが開幕。2期生として初めてメインボーカルを務めた「ユキウサギ」、グループの卒業ソングの定番「Shine On」を一気にパフォーマンスすると、早くもクライマックス級の盛り上がりに。

 外岡えりかに「どうぞ!!」と促され、長野は「今日で見納めだよ〜」とキメ台詞「ぷふぷに〜」をホール全体で唱和。直前の囲み取材でも「卒業の実感がない」と言っていた長野だが、本番直前、話しかけた橋本楓が涙するのを見てついに実感が湧いたという。今回のライブではタイトルロゴ、セットリスト、衣装は全て長野が考案。衣装については「黒を基調にして子供組と大人組で違うデザインにしました。アニメの世界から出てきたよって感じになればと思ってデザインしました。ピンクにしようと思ったんですけど、この2人(河村唯・酒井瞳)がいるから(笑)」とそのコンセプトを明かした。

 そこからはブロックごとのテーマで楽曲をセレクト。最初のブロックはアイドルっぽく可愛い楽曲「キュピ」「苺牛乳」「夏色キッス☆」「キミがスキ」で構成。次のブロックは「One Up!!!」「少女不安定」「シャウト!!!」といったロックでカッコいい楽曲を畳み掛けた。ここまでの曲を全てセンターで歌ってきた長野は感想を聞かれ、「すっごい、いづらい(笑)」と本音を吐露。「いつも3列目の5とかなので。他の子に申し訳ない」と言う長野に、長野専用カメラ撮影でスクリーンに映し出される「キメ顔はバッチリ」とメンバーからのツッコミが入った。

 ここで、最年少の橋本瑠果がステージを降りなくてはいけない時間となる。瑠果は「『ぷにぷに〜』とか、“何?この先輩!”とか思ってたんですけど、自分でも何でだろうと思うぐらい大好きになりました。ザコキャラを受け継ごうと思いましたが、イヤなので(笑)ごめんなさい。これからも頑張ってください」と泣き顔で独特の送別の言葉を贈った。

 そして次なるユニット曲のブロックでは「キャラメルラテ飲みに行こー!」「GO EAST!!! GO WEST!!!」「Wing」「サヨナラ純情」を立て続けに披露。楓が「10年ぶりぐらいに歌った気がする」というほど近年レアな「ラブマジック・フィーバー」をユニット「ぷよぷよアイドリング!!!」の現存するメンバーで歌うと、ファンの盛り上がりも格別なものとなった。

 「ぷよぷよアイドリング!!!」から橋本が下がると、2期生5人によるユニット曲のコーナーに突入。「こんなにキャラが濃くて、バラバラな感じなんですけど、団結力がハンパない。心の底から仲がいいって言えるのは、2期生しかないと思います!」と長野が断言すると、他メンバーは「辞めるからって言いっぱなしはヤメて」と混ぜ返す。「なぜか菊地(亜美)さんが自分の卒業ライブで入れ忘れた」という「告白」、そして「ドーナツの向こう側 2期生ver.」そして、6thアルバム『ロデオマシーン』に収録されている、長野の卒業をイメージして作られた「Smiley Days」を披露した。

 本編最後は「ファンの方も盛り上がるだろうな、好きだろうな」という視点でセレクトしたシングル曲つるべ撃ちのブロック。「MAMORE!!!」「S.O.W.センスオブワンダー」「サマーライオン」と続き、「やらかいはぁと」では定番のオレンジのサイリウムが渋谷公会堂を埋め尽くした。ここまで直球・王道のセットリストは、最近のアイドリング!!!のライブでは逆に観られなかったもの。可愛くて、面白くて、カッコいい。長野自身が大好きなアイドリング!!!、ファンが大好きなアイドリング!!!を最後にやり切って別れを告げたかったのではないだろうか。

 本編終了直後から発動した「せりなコール」に促され、長野が一人でステージに現れる。「アイドルなんて知らないし、アイドルって何?という13歳の私が、7年間もアイドルを続けられたのは本当に奇跡に近いんじゃないかな。迷ったこともあったし、辛い事も、アイドルをやめたいと思ったことも何回もあります。でも、メンバーがいて、スタッフさん、ここにいるファンの皆さんがいてくれて。見なくなったファンの皆さんもいて…。アイドル戦国時代なんて来るとは思わなかったし、そんな中の一人でいられたことを、誇りに思いますし、こうやって素敵なメンバーや素敵な方々に出会えたのも、アイドリング!!!に入ったからなんだなと思うと、ちょっと切ない。アイドルとしてステージに立つことは、今後は無くなると思いますけど、応援して欲しいとは言えないけど、心か、頭の端っこに置いてもらえたら嬉しいです。今日は本当にありがとうございました」とメッセージを送った。

 静かに挨拶を終えた長野だったが、2期生メンバーが登場すると、「メンバーと離れるのがイヤなんだよ! メンバーしか友だちがいないんだよ!」と感情を高ぶらせて涙。アンコール曲「職業:アイドル。」「さくらサンキュー」の2曲を披露し、最後の曲「さよなら・またね・だいすき」の直前には、番組MCのバカリズム・升野英知とフジテレビアナウンサーの森本さやかがサプライズで登場。升野は「また中断してんの?」と、最近のライブでのトラブルをネタにして笑わせ、持ってきた花束を次週卒業セレモニーを行う伊藤祐奈に間違って渡し「情報が錯綜して…」としらばっくれるなど、ブラックユーモアを交えて手荒く卒業を祝福した。

 全25曲を歌いきったあとは、エンディングでメンバー一人ひとりから送別の言葉が贈られる。NEO期で事務所の後輩でもある佐藤麗奈は「ツインテールは私が引き継ぎます」と宣言。1期生の横山ルリカが「何年も一緒にやってきたけど、ライブに一番沢山出ていて、1回も体調を崩したところを見たことがない。やっぱりこの仕事が向いていると思う。私の夢は、せりながやるアニメの主題歌を歌うこと」というと、会場からは大歓声。2期生の三宅ひとみは「今日のせりなの背中はずっとかっこよかったよ」と勇気づけ、朝日奈央は「同い年で同期の奈央が一番イヤなの! 『さよなら・またね・だいすき』を歌うと卒業みたいな流れがあるじゃないですか。あれホントにヤメたい!」とラストソングに感情移入し過ぎて、気持ちの整理が付かず、顔をぐしゃぐしゃにしながら素直な気持ちを溢れさせた。そして酒井は「せりなの夢はみんなの夢だから、ぜったいに叶えてね」と背中を押した。

 ステージ上に独りになった長野は「今日までの7年間本当にありがとうございました。出会えた全ての人たちが私の財産です。本当にありがとうございました!」と最後の感謝の言葉を述べて、7年間在籍したグループから卒業した。立ち去った後のスクリーンには、「ぷにぷに一旦封印!」と再会の約束とも取れる自筆の言葉が映し出されていた。

関連写真

  • 『アイドリング!!!13号長野せりな卒業ライブ ぷにぷに・またね・だいすき』で卒業を果たした長野せりな(C)De-View

  • 7年間在籍したグループを卒業し、声優の道へと歩みだす長野せりな(C)De-View

  • 同期の2期生メンバーから祝福を受ける長野(C)De-View

  • 全メンバーと会場のファンで、長野のキメ台詞「ぷにぷに〜」を唱和(C)De-View

  • 1期生と一緒に歌唱する長野(C)De-View

  • 長野が立ち去ったあとにスクリーンに映し出された自筆メッセージ(C)De-View

  

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