『第2回AKB48グループ ドラフト会議　候補者オーディション』の3次審査が1日に開催され、5月10日に有明コロシアムで行なわれる『ドラフト会議』イベントに進出する49名が決定した。

　『AKB48グループドラフト会議』とは、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48の各チームキャプテン（SKE48はリーダー）と各劇場支配人、ドラフト生をスカウトする「スカウトマン」（それぞれのチームメンバーから選出）で協議の上、オーディションを通過した候補者の中から、自分たちのチームに必要な人材を指名し、新たなチームメンバーを決定するイベント。指名が重なった候補者は、プロ野球のドラフト会議と同様、キャプテンによる抽選でチームが決定する。

　『第2回AKB48グループ ドラフト会議　候補者オーディション』は2月12日まで公式サイトほかで参加者の募集が行われ、21日に2次面接審査、3月1日にダンスとボーカルの3次審査が行われた。3次審査には83名が参加し、この日、審査通過を果たした49名がお披露目となった。

　通過者の中には、前日の2月28日に契約満了となった「バイトAKB」の出身者が11名含まれている。荻野由佳さん（16）は「バイトAKBで学んだことを活かして、本番に向けて頑張りたいです」、川口真実さん（19）は「悔いが残らないように精一杯頑張ります」とそれぞれ夢に向かう決意を語った。

　また、バイトAKB出身者は、AKB48の一員としてステージを踏んだ経験があるだけに、高橋希良さん（14）は「名前のようにキラキラ頑張ります」、女鹿椰子（めがやこ・13歳・千葉県）さんは「私のメガ級の笑顔で皆さんを幸せに出来るように頑張ります」と、自分の名前に掛けたキャッチフレーズのような自己紹介でアピールしていた。彼女たちがメンバーに指名されたならば、バイトAKB出身者もAKB48グループのなかで大きな勢力となるかも知れない。

　前回同様、今回も全国から候補者が集まっており、宮城県から来た渋谷ひかるさん（16）は「同じ宮城県出身の岩田華怜さんのように輝ける星になりたいです」と言い、北海道から来た堀詞音さん（18）は「今日、高校の卒業式を欠席してまで受けたオーディションなので、絶対に指名していただけるように頑張ります」と打ち明けるなど、それぞれに想いを語った。

　そして東京都出身の影山優佳さん（13）は、「私は(AKB48)チーム4が大好きなので、チーム4の皆さん、よろしくお願いします」と、第2回から指名に加わる峯岸チーム4に、大胆な逆指名でラブコールを送った。『第2回AKB48グループ ドラフト会議』は5月10日、有明コロシアムで行われる。