ニュース
2014/10/17 00:11
最強の地下アイドル・仮面女子がZepp Tokyoにリベンジ! そしてさいたまスーパーアリーナへの道がはじまる
“最強の地下アイドル”仮面女子が13日、2ndワンマンライブをZepp Tokyoで開催した。
もしかしたら、今、アイドルを目指す女の子たちにもっとも夢と勇気を与えてくれるのは「仮面女子」かもしれない。
アリス十番、スチームガールズ、アーマーガールズという3つの仮面ユニットが合体した大型アイドルユニット(アリス・プロジェクト所属)。トレードマークはジェイソンマスクで、キャッチフレーズは「最強の地下アイドル」。そう、メジャーレーベルからCDデビューしていない“地下=インディーズ"のアイドルがZepp東京でライブを行ったのだ。
しかも、今回は今年5月3日に続く2回目のワンマンライブである。当日は東京を台風が直撃したが、最悪な天候の中、実に約2500人の観客を動員。目標としていたソールドアウトにはわずかに届かなかったものの、会場には1stワンマンを凌ぐ熱気が充満していた。メンバーのパフォーマンスの質や勢いも明らかに前回を上回っており、新曲『マリン☆ロード』や名曲『全開☆ヒーロー』など21曲をまさに“全開"で披露。2ndワンマンを見事に大成功させた。
ライブの終盤には、メンバーも腰を抜かすサプライズ発表があった。なんと、2015年11月23日にあの「さいたまスーパーアリーナ」でワンマンライブを行うというのだ! さいたまスーパーアリーナといえば、ももいろクローバーZやAKB48グループといった超メジャー級のアイドルがライブを行なった場所。席の設定にもよるが、今回の10倍にはなろうかという会場だ。そんな巨大な会場で、地下アイドルがライブをする…。まさに前代未聞。
「うちには、他のアイドルのオーディションで落ちまくったような子たちが集まっている」とアリス・プロジェクトのせいじ社長はしばしば言っている。ライブのMCでリーダー・桜のどかが涙ながらに語ったように、活動初期のころには「チラシを渡してもすぐに捨てられたり、心ない言葉をかけられたり」といった苦労があった。メンバーの解雇、ユニット内でのぶつかり合いもあった。秋葉原の専用劇場に毎日立ち続け、SNSも使った地道な活動でファンを増やしてきた。今年7月には、メンバーの月宮かれんが事故死するという悲劇も経験した。幾多の困難を乗り越えてきた雑草アイドル集団が、Zepp Tokyoでのライブを成功させ、今度はさいたまスーパーアリーナに挑もうとしている。
アイドルを目指す女の子たち、何度もオーディションに挑んでは壁に跳ね返されてきた女の子たちは、ぜひ仮面女子のこれからの奮闘に注目していただきたい。「地下アイドルだってこんなにすごいことができる!」ということを身をもって証明してくれているメンバーたちの姿に、きっと元気と勇気がもらえるだろう。
[仮面女子2ndワンマンライブ Zepp Tokyo リベンジ!!]
(1)アリスインアンダーグラウンド
(2)Wohhhh!!!!!☆
(3)天地-AMATSUCHI-
(4)シンデレラ
(5)つけMEN☆極MEN
(6)つけ麺☆OMD
(7)LOVE is ALL(8)妄想日記
(9)優しい風
(10)CLAP!
(11)FLY HIGH!!!!!!!
(12)超・アドベンチャー
(13)COSMIC LOVE
(14)ハピ☆バデ
(15)鋼鉄少女
(16)マリン☆ロード
(17)ココロイド
(18)destiny
(19)全開☆ヒーロー
(20)大冒険☆
(21)夏だね☆ ※アンコール