ニュース
2014/09/01 21:31
エアギター世界選手権で19歳の名倉“Seven Seas”七海が優勝!アイドル時代の公約を1人で果たす
フィンランド・オウルで行われた『2014年世界エアギター選手権』に名倉”Seven Seas”七海が出場。見事優勝を果たし、世界チャンピオンに輝いた。日本人が同大会で優勝するのは、2006年と2007年に連覇したダイノジ・大地洋輔以来7年ぶり。
今年で第19回となるこの大会は、アメリカ、イギリス、カナダ、ベルギー、デンマーク、オランダ、日本など各国のチャンピオン7名と、フィンランドで行われた最終予選となるダークホース大会を突破した8名、前回チャンピオン1名の合計16名で競われた。
今大会で優勝した名倉は、今年4月に解散した世界初の5人組エアギターアイドル・テレパシーに所属。アイドル時代に、メンバーと共に掲げていた「エアギター世界チャンピオンになる」という公約を1人で果たすべく、エアギター日本予選に挑戦。5月の東京予選を2位通過すると、仙台で行われたエアギター日本予選の決勝に出場。見事優勝を果たし、念願だった世界大会出場の切符を手に入れた。
世界選手権では、出場者自身の選曲で行われる1stステージで名倉は1位となり、2ndステージに進出。主催者側が選曲した曲で競技する2ndステージでは、アメリカチャンピオンのマットアリストルバーンズと共に、35.3ポイントで同率首位を獲得。大会初となるサドンデスマッチとなる3rdステージに進み、優勝を果たした。
「エアギター世界一になる」という約束を果たした名倉は、「本番前はすごい緊張してたし、プレッシャーもあったけど、直前になったら自分が後悔しないようにって思って、思い切り楽しんでできました」とコメント。また、「どれだけ会場を湧かせるか、エアギターの楽しさをみんなに分け与えられたらと、自分の中で最高のものを出し切れて優勝できたから本当にうれしい。あんなにたくさんの人たち、しかも海外の人たちに伝わったのがびっくりした。でもまだ正直実感はわきません。なんだか夢見ているみたい(笑)」と心境を明かした。