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2014/05/09 21:11
アルバイト感覚でアイドルしたい! 視聴者参加型アイドル育成番組『アルバイドル』スタート
アルバイトの募集広告で集まったごく普通の女の子たちが、時給制でアイドルとして出演できるアイドル育成番組『アルバイドル』が11日よりNOTTVでレギュラー放送スタート。先日その第1回収録が東京ミッドタウンにあるNOTTVのスタジオで行なわれた。
「時給1050円、交通費・制服別途支給。16〜22歳の女性で事務所・プロダクションに所属していないこと、未成年の場合は両親・学校の許可を得られること」…このようなごく普通の条件をクリアすれば、誰でもアイドルとして出演できるという、あまりにもハードルの低い、新感覚のアイドル育成番組が始まる。
アイドル戦国時代の今、青春を犠牲にして頑張っている女の子たちはもちろん輝いているが…「もっと気軽にアルバイト感覚でアイドルしたい!」という女の子もたくさんいるはず、ということで誕生したのが『アルバイドル』。テレビ史上初の“時給制アルバイト・アイドルユニット”なのだ。
その第一回の収録では、「当日、本当に出演アイドルたちはスタジオに来るのか?」という、他の番組では考えられないスタッフの心配をよそに、17人の候補がやってきた。そしてMCを任されたのは、これが初番組MCという芸人・ジャングルポケット。気合十分の3人だが、果たしてこのメンバーで、どんな番組になってしまったのか?
番組収録を終えたジャングルポケットを直撃すると、太田博久は「僕等もまだ若手で余裕がないんで、おもしろいキャラの子が前に出るより、まず僕等がおもしろいと思われたい(笑)」とまずはMCにあるまじき発言。とは言え「あか抜けてきたら、可愛くなりそうな子何人かいましたよね」(武山浩三)「手前にいた『ヤモリの子』とかも可愛かったよね!」(斉藤慎二)と手ごたえはあったようす。
しかし“アルバイト感覚”だけに、トンデモな子もちらほら。「もう絶対無理だろ!って子もいましたけどね(笑)」(太田)「僕のことが好きだって子は、多分無理だろうなって思いました(笑)」(武山)「ただもう武山に会えたっていう目標は達成されてるから、来週から来てくれないっていうパターンもあるかもしれない」(太田)「そこが逆に面白い」(斉藤)「他のアイドル番組と全然スタンスが違うから。“私はとにかくアイドルに!”っていうのはみんな結構見てるじゃないですか? でも“フリーアナウンサーになりたい”とか、こういう企画じゃないと絶対来ないんで(笑)」(太田)とアルバイドルたちに新鮮な印象を受けたようだ。
今後、さらに続々募集広告で出演者が集まってくる予定だが、ジャンポケの3人が期待するのは?「AKB48とかのオーディションで結構いいところまで行った感じの子が、急にここに来たらおもしろいですよね。“本気で来ちゃったの?”って」(斉藤)「もしくは逆にAKB48とかハロプロで今もうがっつりアイドルやってるんだけど、“マジでやりたくない、本当はアルバイト感覚でやりたいんだ”って人が、一回下に降りてくるとか?」(太田)「ガチのメンバー? 来るかそんなの! 素人感覚っていうのが面白いんで、いろんな子が見たいですね」(武山)。
アルバイドルの目標はCDデビュー&ファーストライブ。太田は「武道館だったら、マジで事がトントントンと上手くいけば無くもないんじゃないかな」と豪語するも、そのためには「良い曲を作ってくれる人を探す」のが必須条件。そこで斉藤が「ヒャダインさん、何回か共演してるよね」とポロッと言うと、「じゃあやってよ、電話して」とスタッフに丸投げされてしまう。果たしてジャンポケはヒットメーカーにたどり着くのか? アルバイドルをヒットさせ、その人気に乗っかることが出来るのかも注目(?)だ。
現在、『アルバイドル』では出演者を募集中。書類通過者はまず“仮採用”で出演。その後、視聴者投票によって “採用”か“不採用”が決まる。新感覚の視聴者参加アイドル育成番組で、気軽にアイドルを目指してみてはいかがだろう。