PS3/PS Vita向け新作アクションゲーム『戦国無双4』の完成発表会に、Berryz工房の“ももち”こと嗣永桃子が出席。デモプレイでは意外なゲームの才能を発揮し、同作の魅力をアピールした。

　人気ゲームシリーズ『戦国無双』は、戦国時代を舞台に、魅力的なキャラクターの戦国武将を操って、多勢の敵を斬りまくる爽快なアクション作品。この10周年記念作品『戦国無双4』の完成発表会に応援に駆けつけたのは、Berryz工房で10周年を迎えた“ももち”こと嗣永桃子。実は昔からゲームはやるほうで、『戦国無双』も「周りでやっている人が多くて、楽しそうと思っていた」とのこと。一足先に『4』をプレイした嗣永は「人をバサバサ倒していく爽快感が…アイドルとして言っていいのか分からないんですけど、ちょっと可哀想なんですよ！　心は痛むんですけど、爽快です！（笑）」とニッコリ。

　『戦国無双』はイケメンに描かれた武将たちも人気だが、嗣永が一番好きな男性キャラクターはと聞くと、「ももちはみんなのアイドルだから、一人を選べないという気持ちはあるんですけど、強いて言えば徳川家康さん！　外見でも、天下を取った権力的なことでもなくて、生き様っていうんですか？　すっごい優しい方ですし、誰の悲しい顔も見たくない、皆が笑顔であってほしいというポリシーを持っていると伺ったので。これぞ『アイドルの鑑』だなと思いました」と回答。この答えにはゲームのプロデューサーも「（家康は）内面的にカッコよく描いていますので、それを分かって下さるのがすごく嬉しいです」と感激していた。

　一方、女性キャラクターで好きなのは「ガラシャちゃん！」とのことだが、「髪型もツインテールでお揃いの部分がすごく多くて。元気で天真爛漫なところとか、お父さん想いのところとか、ちょっと世間の常識に疎いところとか（笑）。ももちをイメージして作ったんじゃないですか！　3まではボブだったのに急にツインテールになって。めっちゃ意識していますよね！」と、プロデューサーに詰め寄っていた。

　『4』ではキャラクターのエディット機能も充実。デモプレイではスタッフがももちに似せて作り、Berryz工房のロゴをコスチュームにあしらった“ももち仕様”のキャラクターを嗣永がプレイ。さまざまな攻撃モードを使い分け、あっさりと200人斬りを達成するなど、意外なゲームの才能を発揮し、開発者を驚かせた。

　トークセッションでは「もし戦国時代に生まれていたら？」と聞かれると「ももちは生まれながらのアイドルなので、アイドル以外は考えられません。今も『アイドル戦国時代』って言われていて、その中で戦っているので」といかにもな回答の一方で「お姫様にも憧れます」との乙女心も。戦国時代の姫といえば、政略結婚が付き物だが、「ももちを争って、国と国とが争うことになるんですよ。でも政略結婚まで行ったら、許してニャン！」とコメント。これにはプロデューサーも「『許してニャン』って言ったら戦は起こりませんよ」と笑った。

　会見終了後には、3月6日の嗣永の22歳の誕生日を祝って、『戦国無双』のキャラクター入りケーキがサプライズで登場。これには「Berryz工房が無事に10周年を迎えたり、誕生日をお祝いしていただいたり、大学の卒業を決めたり、嬉しいことばかり」と大喜び。大学卒業にかけて「卒業したいこと」を聞かれると、「皆さんに嫌われないようにしたい。最近は一週回って好きだよと言ってくださる方も多いんですが、『戦国無双』さんのように、多くの人に愛されるのが今年の目標です」と答えた。

　なお、現在発売中の月刊デ☆ビュー4月号には、Berryz工房の徳永千奈美、夏焼雅、菅谷梨沙子が登場し、10周年を記念したベストアルバムについて語っている。