男子高校生からなるダンスロックバンドDISH//が、メジャーデビューシングル『I Can Hear』発売記念イベントを開催。ミニライブを行ったラゾーナ川崎には、3000人ものファンが詰めかけた。

　DISH//はスターダストプロモーション所属の男性俳優・タレントで構成されたアーティスト集団EBiDAN（恵比寿学園男子部）から派生したダンスロックバンドで、同じ事務所に所属するももいろクローバーZの弟分的存在。 TAKUMI（ボーカル／ギター）、MASAKI（コーラス／ギター）、RYUJI（ラップ／ベース）、To-i（Flying Dish／ラップ／DJ）で結成され、2012年6月10日に『It’s alright!』でインディーズデビュー。そして、2013年6月19日に『I Can Hear』でメジャーデビューを果たした。

　今年5月からメジャーデビューに向けて「DISH//メジャーデビューシングル『I Can Hear』発売記念『ソロ曲争奪！〜ぼくらの約2ヶ月間戦争〜』」のリリースイベントを行ってきたDISH//。デビュー後はさらに精力的に、愛知や兵庫、福岡、北海道などにまで足を延ばしPR活動を続けてきた。そして6月23日、ツアーファイナルとなったラゾーナ川崎では、この日のために制作したという、メンバーそれぞれが監督・主演を務めるオリジナルMusic Videoがステージ後方で流れると、集まったファンから悲鳴にも似た歓声があがった。

　全7曲のラストに披露されたメジャーデビューシングル『I Can Hear』の最中には、まさかの音響トラブルがあったが、メンバー全員が機転を利かせて最後まで歌いきり、より観客との一体感を感じさせるパフォーマンス。また、イベントでは今回のツアーでソロ曲を勝ち取ったメンバーの発表も。ツアータイトルである『ソロ曲争奪！〜ぼくらの約2ヶ月間戦争〜』の通り、リリースPRとともに、ソロ曲を歌える権利が勝ち取れる争奪戦が同時に行われており、これまでメンバーはさまざまな競技で対戦してきた。その結果、勝者となったのは、RYUJI。満面の笑みで王冠とマントを受け取った。

　イベントを終えてメンバーは「メジャーデビューツアーのファイナルでたくさんのファンが来てくれて楽しかった。僕らの目標は武道館公演ですが、着実にそれに近づけていると感じています！」とコメント。楽器を持ちながら激しいダンスも行うという、いまだかつてないパフォーマンスが話題を呼び、デビュー前から行っているCD予約イベントも女子中高生を中心に急激に動員を延ばし、発売日のオリコンデイリーランキングが7位を記録、さらには台湾デビューも決定し、アジア進出も最速で果たすなど急成長をとげているDISH//。彼らのさらなる飛躍に注目だ。メジャーデビューシングル『I Can Hear』（ソニー・ミュージックレコーズ）は、現在発売中。また現在発売中の『デ☆ビュー』7月号では、MUSICインタビューにDISH//メンバーが登場。