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2013/06/10 21:51
劇場版『キョウリュウジャー』はミュージカル!? 『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』制作会見
現在放送中の大人気特撮ヒーロー作品『仮面ライダーウィザード』と『獣電戦隊キョウリュウジャー』の劇場版が8月3日より公開されることになり、東京ドームシティ シアターGロッソにて制作会見が行われた。
2001年にスタートした『仮面ライダー』と『スーパー戦隊』の夏の2本立て映画は、今年で13年目。今年の2作品は現在テレビドラマシリーズが絶賛放送中の『仮面ライダーウィザード』と『獣電戦隊キョウリュウジャー』になる。その制作会見は、1部と2部にわかれ、それぞれのキャスト陣が集結。豪華な顔ぶれが集まり、撮影秘話や見どころについて語った。
まず1部では『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』から、竜星 涼、斉藤秀翼、金城大和、塩野瑛久、今野鮎莉、丸山敦史といったテレビシリーズでもおなじみのレギュラー陣に加え、劇場版ゲスト出演の中村静香、桃瀬美咲、佃井皆美も登壇。
2月から放送がスタートしたスーパー戦隊シリーズ『獣電戦隊キョウリュウジャー』は、明るく楽しいヒーローを目指し音楽がふんだんに使われる新ヒーロー作品。サンバのリズムに乗って変身するという今までになかった音楽好きで明るく愉快な仲間たちが、劇場版では古代人の祈りの歌を悪用する敵の作戦に翻弄。今までの戦隊ものにはなかった、全編音楽に包まれたハッピーな劇場版となるそうだ。
『獣電戦隊キョウリュウジャー』にとって今作は初の単独映画。主演を務めるキョウリュウレッド/桐生ダイゴ役の竜星は「新しいキャストも加え、福井県の恐竜博物館での撮影もさせてもらい、スケールの大きい映画になったと思います。タイトル通り、劇中の中で8曲も音楽が流れ、僕たちも踊るダンスは、パパイヤ鈴木さんがこの映画のために振り付けを考えてくれたもの。このGロッソで600人のエキストラ(一般の方たち)を呼びまして、一緒にダンスしたりと、見どころがたくさんつまった作品」と出来栄えには自信満々のしっかりしたコメント。
それとは逆にキョウリュウゴールド/空蝉丸役の丸山は「今回ミュージカルということで、台本もらって読んだんですけど、果たしてこれが本当にミュージカルなのかどうかと僕は葛藤してたんですけど。でもプロデューサーさんに聞いたら『キョウリュウジャーのこのノリで勢いよく、ミュージカル●△※☆・・・、ミュージカルとして胸を張って出していこうぞ、いこうぜ』って(笑)。すみません噛みました。ノリのいい作品になっています。ミュージカルになっているかどうかは、皆さんのお目目、お目目と言うか、観ていただいて、ミュージカルと観ていただくか、いただかないかはお客さん次第で。何を言っているかわかりませんが(笑)」と勢いあまってかカミカミ。終始報道陣から笑われる、ちょっと恥ずかしい挨拶で、会場を和ませた。
会見が行われた場所と同じGロッソで、エキストラ600人を呼び、中村演じるトップアイドル歌手・天野美琴のライブシーンを撮影したという今回。それほど大人数の前で歌うことが初めての中村は「600人のお客さんを前に緊張してたんですけど、朝9時から『みことーー!!』って叫んでくれて。それに負けないくらいにライブ盛り上げなきゃって。そんなライブシーンはお客さんと一緒に一丸となって盛り上がったライブになりました」と撮影を振り返った。
監督は「30分の作品の中でたくさんのイベントが仕組まれています。福井県での恐竜博物館でロケ。そこでもキャスト陣は踊ったり、一般の方600人に参加してもらって、Gロッソでロケをしまして、みなさん一丸となってダンスを踊ったり。楽しい6人と美しいゲスト3人と頑張って作った作品。桃瀬ちゃんと佃井ちゃんはアクションがバリバリできるということで、吹き替えなしの本人たちがやっております。対照的に中村の方は、可愛いアイドルとしての魅力を振りまいていただき、3人とも違った魅力で参加をしてもらって、その辺も観ていただけたら」というように、見どころ盛りだくさんとなった『劇場版 キョウリュウジャー』。アクション、ダンス、歌などどこも見逃せない内容に竜星も「公開が待ち遠しい」と笑顔で語った。
『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』は8月3日公開。制作会見の2部『劇場版仮面ライダーウィザード』はニュース後編で。