7人組アイドルグループ・Berryz工房が、新曲『WANT!』の発売記念イベントを、24日、東京・渋谷タワーレコードで開催した。イベント前の記者会見に登場したメンバーたち。新曲について、“キャプテン”清水佐紀が「メンバーの気合いを、“色気”で表現しています」と色っぽく(!?)アピールすると、嗣永桃子が“ももち節”全開で、暴走発言をくり広げた。

『メリーベリスマス！〜クリスマスなしでは生きてゆけない〜』と題したこの日のイベント。新曲『WANT!』はもちろん、サンタクロース衣装姿で『恋人がサンタクロース』『サンタが街にやってくる』などのクリスマスソングを、メンバーがソロでそれぞれ1曲ずつ歌ったほか、全員で『きよこの夜』を歌い、クリスマスムードを盛り上げた。

　イベントの開始前に記者会見に登場した7人。まずBerryz工房通算30枚目になる今回の新曲について“キャプテン”の清水佐紀は「30枚目ということで、メンバーの気合いを、“色気”で表現しています」とアピール。また夏焼 雅(なつやき・みやび)は「今まではポップな曲が多かったですが、今回は色っぽく。Berryzがハロー！プロジェクトの中で一番年上のグループになったので…。衣装は、スカートが透けていたり、ここまで見せていいのか…というくらいです」と話すと、“ももち”こと嗣永桃子は「どうしましょ、鼻血出す人が増えたら！困っちゃう〜！」と発言、“ももち”に火がついた。

　この日はクリスマスイブ。記者から「どんなプレゼントが欲しい？」との質問にも、「“万人受け” がほしい！ももちは可愛いから、愛されると同時に、嫉妬も多いんです」と、ももち節全開に。これにはキャプテン・清水も「自由すぎて困ってます！」と、あきれ顔だ。

　さらに「クリスマスの思い出」について問われると「毎年サンタさんのお手伝いで忙しいです」という嗣永に清水はすかさず「えっ、トナカイやってたの？」と。すると嗣永は「世界中の子供たちに夢と希望を届けるプリティサンタです！」とますます加速した。

今年は、Berryz工房での単独ライブが200回を超えたほか、アメリカのニュージャージーやタイでイベントを行うなど、活発な動きを見せたBerryz工房。2013年の目標について各メンバーに聞いた。

「メンバーみんな18歳以上のグループになったので、年越しライブとかやってみたい。でも一番の目標は日本武道館でコンサートをやること！2013年に実現させたいです！」(清水佐紀)
「私は演技も大好きなので、ドラマや舞台もどんどんやっていきたいです」(須藤茉麻)
「10代最後の年なのでいろんなことに挑戦したいです」(菅谷梨沙子)
「洋服に興味があるので、ファッション関係の仕事も広げていきたいです！」(夏焼 雅)
「私はアイドルの中で一番背が高いので(170cmを超える！)、その高さを生かした仕事をしたいです。東京スカイツリーのイメージキャラクターをやってみたいです」(熊井友理奈)

　また「英語をしゃべれるようになりたいです。この目標は2012年にも立てたんですが、6月にアメリカに行った時、自分の英語のできなさ加減にがっかりしたので」と話すのは徳永千奈美。「最近覚えた単語は？ 」と問われると「“ソーシャルネットワーク”という単語です」と話し、
笑いを誘った。

　そして、ももちは「“許してニャン♪”で流行語大賞を狙ってたのに、ノミネートもされなかったのが悲しい…。Berryzも、ももちも、みんなにマネされるようなアイドルになりたいです！」と猛烈アピールした。

　最後にキャプテン・清水が「今年はメンバーがオーディションに合格して芸能界に入って10年。そして来年がCDデビュー10年目。これからも愛されるグループになりたいです！」と力強くしめくくった。