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2012/10/08 15:00
中野のモー娘。にも届いたか!? アプガ×ポッシ連合軍の挑戦
アイドルグループ・アップアップガールズ(仮)とTHEポッシボーが、ジョイントライブ『アップアップガールズ(仮) VS THEポッシボー』を7日、東京・新宿BLAZEで開催した。アンコールでは両グループ計12人で「ハロプロの最新曲を!」ということで、モーニング娘。の『ワクテカ Take a chance』を熱唱。意外な選曲に、場内から大きな歓声を浴びた。
アップアップガールズ(仮)とTHEポッシボーは、ともにハロー!プロジェクトの研修生(当時ハロプロエッグ)の出身。活動をスタートしたのは、ポッシボーが 2006年、アプガが 2011年で、ポッシボーが先輩にあたる。2組によるジョイントライブは昨年に続いて2回目となる。
オープニングでは、まず2グループ12人全員が登場。1回目公演ではTHEポッシボーの新曲『なんじゃこりゃ?!』を全員で歌い、高いテンションでスタートした。その後、THEポッシボーの単独ステージ。
『ラブメッセージ!』『ヤングDAYS!!』などを披露。また裸足になり“プチ・アクロバット”を披露するなど、アクティブなステージを見せた。
そして2組の選抜メンバーによる『Go Girl〜恋のヴィクトリー〜』(モーニング娘。曲)を挟んで、アップアップガールズ(仮)のステージへ。
トレードマークの揃いの(仮)マークもジャケットで登場した7人。1回目のステージでは『アッパーカット!』『バレバレI LOVE YOU』『メチャキュンサマー( ´ ▽ ` )ノ』など、ファンに馴染みの深い、盛り上がり曲中心の構成。途中、6曲連続で歌い続けるなどタフなステージを見せた。
メンバーの仙石みなみは「昨年の公演では、私たちにはオリジナル曲が1曲もなく、ハロプロの先輩のカバー曲だけをやっていたのですが、今年はすべてオリジナル曲です!」と嬉しそうに話した(唯一のカバー『お願い魅惑のターゲット』もアプガとしてリリースしている)。
盛り上がりの中、本編が終了し、アンコールへ。ステージには2組12人のメンバーが一緒に登場。アプガ・古川小夏は「昨年のアンコールでは、私たちがエッグ(研修生)時代に歌っていた懐かしいハロプロ曲をやったのですが、私たちも成長しているということで、ハロプロの中でも最新の曲を歌います」と、なんと、まだ発売前の、モーニング娘。の新曲『 ワクテカ Take a chance』を 歌とダンスで魅せた。
実は、この日、会場から近い場所にある中野サンプラザでは、モーニング娘。がコンサートを行っていたが、そんな本家に負けずとも劣らない、見事なパフォーマンスを見せた。
ラストでは「昨年のステージよりも、より一体感が出せたと思います」と感想を語ったアプガ・佐保明梨。「この12人で歌っていることが本当に楽しい」と笑顔で語った。また「身近なところにライバルがいることに感謝したい」という古川の言葉に、両グループのメンバーとも大きくうなづき、お互いの存在の大切さを再確認した。
なお、アップアップガールズ(仮)とTHEポッシボーの2組を輩出したハロー!プロジェクトの研修生を募集するオーディションが現在開催中。詳細はwebデ☆ビューなどに掲載中だ。