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2012/06/05 20:49
モー娘。が美しいゾンビに!10期・飯窪「断末魔に自信あります」 田中れいなから重大発表「一緒にバンドをやりたい女子大募集!」
モーニング娘。が10人の新体制となって臨む舞台『ステーシーズ 少女再殺歌劇』(6日〜12日 全労済ホール スペース・ゼロ)の公開舞台稽古が5日行われた。この会見内で、田中れいなが一緒にバンドをやりたい女子ボーカリスト&女子ギタリストのオーディション募集を開始することが発表された。
『ステーシーズ 少女再殺歌劇』は大槻ケンヂ原作小説を舞台化した作品。少女たちが突然ゾンビ化する現象が蔓延する近未来を舞台に、少女たちに二度目の死を与える「再殺」を実行する殲滅舞台と美しきゾンビとの戦いを描く。モーニング娘。が美しきゾンビに扮し、狂気的な世界を熱演することで話題だ。もちろんゾンビ役初挑戦のメンバーたちも、役作りに試行錯誤を重ねてきた。田中れいなは「ゾンビの鳴き声とか、“ヴエー!”っていう唸り声に一番苦戦しまして。ゾンビって男のイメージが強くて、声は低くしたほうがいいのかな、ガラガラにしたほうがいいのかなって結構悩んで、そのカベを乗り越えて、今みんなゾンビになっています(笑)」
会見では、司会のムチャぶりで全員が一言ずつゾンビの声を発することに。それぞれが個性的な唸り声をあげるも、「シュール…(笑)」「これ大丈夫ですか?」と不安顔。意外にも田中が一番か細い声で、後輩たちから「かわいい…」という声もあがった。逆に一番気合いの入った声を出したのは10期の飯窪春菜で「断末魔だけは自信があります!」と得意げ。実は「個人的に『バイオハサード』が好きで、ゲームも映画も。ゾンビの歩き方とかもバイオハザードを参考にしました」と明かした。
舞台出演が初めての10期メンバーは不安がいっぱいだったようで、工藤遥も「どうやって動いたらいいのか分からなかったり、ケンカもあったんですけど、お互い出来ないところは指摘し合って、先輩たちの力も借りてここまでやってきました。私の役はハチャメチャな感じで、思ったことをすぐにストレートに言ってしまうような役なので、セリフも大胆で、抵抗があったんですけど、田中さんや鞘師(里保)さんにも相談しました」と、経験豊富な先輩にアドバイスをもらったという。田中は「演技をするとき恥ずかしいかどうかを聞いて、恥ずかしいですというなら、その恥ずかしさをまず無くしてからやったほうがいいよ」と演技に臨む心構えから優しく教えたという。
10人体制となって、9期、10期メンバーがほとんどを占める若いグループとなったモーニング娘。田中も「後輩と喋る機会が増えたなと思うんです。なんでもないご飯の話とか、年の差とか何も感じず“ねえねえ”って話しかけてます。生田(衣梨奈)なんかは“田中さあ〜ん”みたいな感じで寄って来ますよね(笑)、要件早く言ってくれる?って感じ。ワイワイやってます」と楽しそう。9期の鞘師が「10期メンバーが入って積極的なんですよ。私たちがまだそんなこと言ったことがないような慣れた言葉を、田中さんや先輩に投げかけたりするので…でもそこから戸惑いながらも馴染んでいけたかなと思います」というように、グループはバランスのとれた良い状態にあるようだ。
最後に田中れいなから重大発表が行われた。田中れいなとバンドをやりたい女子メンバーを大募集し、オーディションを行うというものだ。田中も「ギタリストとツインボーカルの子を募集しているので、ぜひ応募していただければと思います!」と広く呼び掛けた。求めるのは4月1日の時点で15〜22歳の女性。6月17日以降毎週土日に来場者を直接面接するオーディションを開催する。応募の要項は公式ページのほか、月刊デ☆ビューのWEBサイト「WEBデ☆ビュー」、携帯サイト「デビューしようよ」にも掲載されている。