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2012/04/26 12:04
男性ヴォーカルデュオ“アルマカミニイト”がデビュー記念イベントを開催。「歌で日本と世界の架け橋に…」
男性ヴォーカルユニット“アルマカミニイト”が、デビューシングル『茜』の発売を記念して、25日、池袋サンシャインシティ内の噴水広場にてイベントを行った。歌手デビューを夢見て、ついにこの日夢を実現した二人。歌いながら、「感動して泣きだしそうになりました」と喜びを表した。
アルマカミニイトは、日本での歌手デビューを目指して単身ペルーからやってきたペルー国籍日系三世のエリック(20)と、日本舞踊師範という顔を持ちながらも歌手デビューを目指してアマチュア活動を行っていた宗彦(28)の二人組。共に昨年開催された『フォレストアワードオーディション』に参加し、特別賞を受賞したのをきっかけでユニットを結成した。
そんな彼らのデビューシングル『茜』は、印象に残るアフタービートと二人のハーモニーが融合したナンバー。生まれ育った国や生い立ちが全く違う二人は、デビューに向けて弾き語りでのストリートライブやイベント出演等で経験を積んできた。この日はデビューシングルに収録している『茜』、『青にのせて』、『Blue Horizon』の他、アンデスのフォークローレの代表曲である『コンドルは飛んでいく』など、息の合ったパフォーマンスを届けた。
また、南米での歌謡コンクールでも演歌を唄い、数々の賞を受賞してきたエリックは「父親の影響で演歌を聴いて育ったので、演歌ばっかり聴いていました」と自己紹介。会場のファンからリクエストの拍手が起こり、細川たかしさんの曲を唄う場面も。すらりとしたルックスからは想像できない歌声と意外性に驚くファンからは歓声があった。
イベント終了後には、宗彦は達成感に満ち溢れた笑顔で、「楽しく出来ました!本当に最高でした」とコメント。2年前に単身で日本にやってきたエリックは、「昔から歌手を目指してデビューすることが夢で、まさか今日デビューを迎えられたなんて、すごく嬉しくて感動して泣きだしそうになりました。気持ちをこめて唄いました」とイベントを振り返った。
そんなエリックの隣で唄っていた宗彦もそれを察していたようで、「エリックがそんな状況だったので、もらい泣きしないように、あまりエリックのことを見ないようにしました。イベントの最後唄っている時に一人でやっていた時の頃の時や、お客さんがいない中唄っていた時のことを思い出しながら唄っていました」と過去の自分がここまで辿りついた喜びのコメントを語った。
スタートとなるデビュー日を迎えた二人の今後の目標はという質問には、「これからも気持ちを歌に表現するアーティストになりたいです。これからも日本と世界の架け橋になっていきますので、みなさんこれからも応援お願い致します!」と二人揃って力強い意気込みをみせていた。
またアルマカミニイトは、多数のフレッシュなアーティストが出演するライブイベント『oricon Sound Blowin’2012 〜spring〜』にも出演が決定。5月12日に東京・SHIBUYA O-EASTで開催される。
なお、5月1日発売の月刊デ☆ビュー6月号でもアルマカミニイトを紹介している。