女性5人組アイドルグループ・ももいろクローバーZが18日、大阪・心斎橋の三角公園前でゲリラライブを開催した。

　このライブは3月7日にリリースするメジャー7枚目のニュー・シングル「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」の発売を記念して企画されたもの。事前の情報は、ライブ開始前に13時、14時、15時の時報とともに三角公園前の街頭ビジョンで放映されたメンバーによるライブを匂わせるコメント映像や、スタッフによるTwitterやブログでの直前の書き込みだけだったにも関わらず、駆け付けた熱烈なファンや偶然通りかかった人々も合わせておよそ3000人が公演前に集まった。

　メンバーの有安杏果がインフルエンザのため欠席したが、15時過ぎにはメンバー4人による新曲「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」の披露でライブスタート。リーダー百田夏菜子の「新曲をぜひ大阪の皆さんに聴いて頂きたくてやってまいりました！」という挨拶に続き、玉井詩織による「2012年は私たちが時代を引っ張るから注目しとかないと損するぞ！」という恒例のあおりで見守る観客もヒートアップ。

　その後「Z伝説 〜終わりなき革命〜」「BIONIC CHERRY」、最後に「コノウタ」を熱唱。佐々木が「今日を機に私たちのことを知っていただけたらすごくうれしいです！」と挨拶してライブ本編は終了した。しかし興奮冷めやらぬファンによるアンコールに答えて再度メンバーが登場。百田の「お前らも好っきゃねんなー！」という“関西弁”の叫びで「走れ！」が始まると、観客も大興奮。ももクロZは先週の福島スパリゾートハワイアンに続き、アメリカ村に集まった大阪のファンも魅了した。

　ももいろクローバーZは、25日の東京新木場・STUDIOCOASTを皮切りに『モーレツ☆大航海ツアー2012』と題したライブツアーをスタート。4月21、22日の両日には横浜アリーナ（神奈川・横浜市）公演に挑む。なお3月1日発売の『月刊デ☆ビュー』には、ももいろクローバーZの高城れに、佐々木彩夏が登場。これまでに越えてきたハードルや、横浜アリーナに向けての想いについてインタビューに答えている。