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2011/07/02 17:49
昭和の匂いのする女優・堀北真希、戦後の復興描く朝ドラ抜擢に「昭和生まれを誇りに思う」
女優・堀北真希が、平成24年度前期連続テレビ小説『梅ちゃん先生』のヒロインに決定。6月29日、制作発表会見に登壇した。戦後の復興期に人々を救う町医者を演じる堀北は、「昭和を舞台にした作品で疑似体験をするたびに、戦後の昭和の日本人のパワーってすごいなって思う。私も昭和生まれを誇りに思っています」と語った。
『梅ちゃん先生』は、空襲で焼け野原となった戦後の東京・蒲田を舞台に、ヒロインの梅子が「梅ちゃん先生」と親しまれる町医者として成長していく笑いと涙の物語。86作目のヒロインとして紹介された堀北は「今回のこのお仕事は、今までで一番の緊張とプレッシャーを感じています。(ヒロインとして)皆さんの一日が笑顔で始まるように精一杯頑張りたいと思います。梅子も先生になるまでにひと山もふた山も越えなければならない試練があると思うんですけど、早く“梅ちゃん先生”と呼んでもらえるように頑張りたいと思います」
ヒロインの梅子像については「ちょっと優秀なお兄ちゃんとお姉ちゃんを持ち、劣等感を感じている女の子。そこからのスタートということで、どんな道を選んで進んでいくのか楽しみにしています」と梅子とともに成長していけることに期待を込めて語った堀北。医者の役と言うのは初めてだというが「小さいころによく熱を出してお医者さんに行って注射をされたんですが、“3秒で終わるよ”って言われたのに5秒ぐらいたっていて、お医者さんの3秒は長いなって思ってました」と、可愛いエピソードを披露して笑わせた。
また堀北と言えば、映画『三丁目の夕日』など“昭和”を舞台にした代表作を持ち、プロデューサーも「昭和の匂いがする女優」であることがキャスティングのポイントと語っている。その昭和イメージについて本人は「私、本当に昭和の時代の役をやらせてもらうことが多くて。実際に作品の中で疑似体験をするので、いろいろと学ぶことが多いですよね。そのたびに、戦後の昭和の日本人のパワーってすごいなって思います。私も一応昭和生まれなので、昭和生まれを誇りに思っています」と実感を込めて語った。
平成24年度前期NHK朝の連続テレビ小説『梅ちゃん先生』は2012年4月2日から約半年間NHK総合ほかにて放送。