神児遊助インタビューをちょい読み!
――初のメッセージフォトブック『KY』完成。まず、出来上がった本を読み返しての感想は?
「『上地雄輔物語』みたいな物語ではなく、どこを開いてもその日に送るメッセージになるような本を作りたいと思っていたので。適当にパッと開いたら、それがちゃんと自分に対してのメッセージにもなっていて、それがすごく良かったなって。不思議だけど面白い本になったと思います」
――構想3年、制作1年とかなり時間をかけて作られたんですよね?
「そう。だから“やっと出来た〜!”って感じ(笑)。歌詞を書いたり、ブログを毎日続けたりして、それをみんなが読んでくれたりする中で、“自分の言葉をどう伝えたらその人の力になるだろう?”って考えて、何かの力になれる読み物が作りたかったので。納得する物が出来て、ホッとしてます」
――『上地雄輔物語』とは発想から何から、全然違うやり方だった?
「全然違いますね! まず、主人公が基本的に僕じゃないところが全然違って。読む人と同じ目線で、助けになるとか、心の救いになるとか、何かのキッカケになるような言葉を選んで写真と組み合わせていったので」
――3年前ということは、『上地雄輔物語』を書き終えた頃から、この本の構想があったってことですよね?
「そうですね。次に本を出すって考えた時、ブログ本も違うなと思って。“写真や言葉をゼロから集めて昇華して、それを伝達するにはどんな本がいいか?”ってところから考えました。あとは大人が見て楽しめたり、気づかなかったことや忘れていた気持ちを思い出すような本になればいいなって」
――写真は12,000枚の中から選んだそうで、気の遠くなる作業ですね!
「たぶん、もっとありましたよ!(笑)。そこにゼロの状態から考えた言葉を乗せて……“歌詞に使いてぇ!”って言葉もいっぱいあったけど、そこは本のために我慢して(笑)。写真の選び方は言葉重視でしたね。他にもすごく好きな写真がいっぱいありましたけど、言葉と合わなくて使えなかったりして」
――プライベートに迫った写真もかなり出し惜しみナシで、ほっぺに鼻くそ付いた写真まであります(笑)。
「アレは本物の鼻くそです! すごいデカいの付いてるでしょ?(笑)」
・・・続きは月刊デ☆ビュー10月号で!