岩井秀人プロデュース 第1回『いきなり本読み！』台本アワード

演出家・岩井秀人がプロデュースする、その日限りのキャストが舞台上で初見の台本を読み合わせる人気舞台企画「いきなり本読み！」。今回、舞台上で出演者が読む台本を募集する新プロジェクト「『いきなり本読み！』台本アワード」を開催する。最優秀賞受賞作品には賞金50万円を贈呈、さらに「いきなり本読み！」本番での上演を予定している。

■「いきなり本読み！」とは？
「出来上がった作品を見るより、稽古場の方が絶対おもしろい！」そんな岩井秀人の発想から生まれた、“初見の台本読み合わせライブ”。台本は当日まで非公開。本番のステージ上で、初めて台本を開いた俳優たちが、演出家・岩井の進行のもと、さまざまな役を演じていく。「俳優」「台本」「演出」というそれぞれの役割が絡まり合い、ダイナミックにドラマが立ち上がる様子を、リアルタイムで体感できる「まったく新しい演劇体験」。

■ 岩井秀人からのコメント
「『いきなり本読み！』台本アワード」、いきなり発足いたしました！

受賞作品は、実際に「いきなり本読み！」の本番で上演され、繰り返しレパートリー化される可能性も大。（そのたびに台本使用料も発生します）

「いきなり本読み！」は、俳優と観客が“初めて出会う台本”を一緒に体験し、驚き、笑い、心を動かす企画です。だからこそ、求めているのは小難しいテーマや完璧な構成ではありません。

初見で面白く、演じる楽しさがある。

そんな力を持った作品を、僕たちは探しています。

「あの賞もらってたら、マジで面白いらしいよ」

そう言われる賞にしていきたいと、本気で思っています。
たくさんのご応募、お待ちしています！

■岩井秀人（作家・演出家）　
2003年劇団ハイバイ結成。
2012年NHK BSドラマ「生むと生まれるそれからのこと」で第30回向田邦子賞。2013年舞台「ある女」で第57回岸田國士戯曲賞受賞。
近年では自身の経験を演劇化する企画「ワレワレのモロモロ」を全国で展開。2020年から「いきなり本読み！」を開始。以降、年に5回ほどのペースで開催。