新国立劇場中劇場にて2025年3月14日（金）〜17日(月) に上演される『平家物語 −胡蝶の被斬−』がマルチパフォーマー出演者を募集している。

日本の声優界を牽引し続けてきた巨匠・羽佐間道夫が企画。九十余年の人生を捧げ、追い求め続けた『平家物語』の真髄を舞台芸術として昇華する。演出は、アニメ『鋼の錬金術師』『進撃の巨人』などで世界を魅了し、舞台『千と千尋の神隠し』ロンドン公演でイギリスの観客を熱狂させた気鋭の表現者・朴璐美。

脚本は、『岸辺露伴は動かない』で人間の狂気と美学を描ききり、『平成仮面ライダー』で魂の闇を照らし出し、『進撃の巨人』で人類の叫びを世界へと届けた鬼才・小林靖子。自身初の舞台戯曲に挑む。そして、振付・ステージングは『KATANA』で世界の喝采を浴び、東京2020パラリンピック開会式で感動の渦を巻き起こし、オペラ『ラ・ボエーム』で芸術の新境地を切り拓いた舞踊界の異端児・森山開次が参画する。

今回、同作に出演するマルチパフォーマーオーディションが開催される。この作品を共に支え、大千穐楽まで情熱を持って真摯に向き合い、一緒にクリエイションできる表現者を、経験・性別・ジャンルは一切不問で募集。声の表現力（セリフ・歌など、声を使ったものであればジャンルは不問）と身体の表現力（ジャンルは舞踊に限らず、スポーツ・格闘技等も可）が伝わる動画でアピールを。

「マルチパフォーマーオーディションとは、声・芝居・ダンスができる人を求めているのではなく、
声・演技・ダンスの得意分野で輝く表現者を探しております。声のみ演技のみも、ダンスが得意な方も、両方できる方も、何か新しいことに挑戦したい方もご応募お待ちしております」（主催者）