2015年にグッドスピードミュージカルにて本格的に初演された、カナダ産ミュージカル「THE THEORY OF RELATIVITY -相対性理論-」を日本初演として上演。
版権元：Music Theatre International

脚本：Brian Hill
作詞・作曲：Neil Bartram
翻訳・演出：宇都木芽生

アインシュタインが掲げた「相対性理論」。一見難しそうに感じるタイトルだが、人間関係を相対性理論に置き換えて表現し、さまざまな人間模様や若者が抱く悩みや迷いが描かれた身近な題材がテーマ。
本作はソングサイクル形式の脚本で、一見無関係に見える歌、シーン、モノローグのそれぞれが小さく結びついていくことで人間同士の関わり合いが表現されている。子どもと大人の境目に存在するモラトリアムを生きる若者が、普段の生活の中で抱えている個人 的な感情や状況に対して、どのように反応し、どのように共通のコミュニティを発展させていくか。恋に落ちたり、落ちなかったり、家族関係に⻲裂が入ったり、大切な人を亡くしたり。登場人物が自身の体験を通して観客を旅に連れ出し、「人と人とのつながりの素晴らしさを伝えること」そして「本当の自分を見つけ、世界における自分の居場所を発見 する」ことがこの作品最大の目的。陽気なものから悲痛なものまで、人生体験の共有を通して、私たち人間同士の関わり合いや自分自身について考えさせられる作品。
役それぞれが抱える悩みや出来事があり、それぞれナンバーが存在するため、登場人物全員に必ずソロナンバー又はデュエット、モノローグあり。

本公演に向けて、情報解禁と共にクラウドファンディングを実施予定。支援者のリターンとしてサイン色紙やメッセージ動画、チェキ、歌唱動画等を予定。