アイスランド出身のアーティスト、音楽家であるヒルダー・エリサ・ヨンシュドッティルが、東京ビエンナーレ2023での発表に向けて東京で制作する映像作品の出演者を募集。

9月に来日予定のアーティストは、オフィス空間で行う歌のパフォーマンスがメインとなる映像作品を制作予定。そこで、その映像作品に出演し、アイスランド民謡に合わせて合唱をする出演者を募集。作品は東京ビエンナーレ2023の秋会期に展示予定。

【作品について】

今回制作されるのは、職場環境という共通のコミュニティの中で、本来人間が持っているテーマや、その中でのつながりや助け合いを探求することを目的とした映像作品です。ビジネスライクな服装の合唱団たちが、せわしなくコピー機を使用したり、オフィス風の会場を歩き回ったりしています。書類やコーヒーを持ちながらパソコンやタブレットで作業をし、なかには電話をしている人も——。しばらくすると、一人が仕事の手を止め、古風で荘厳な曲調にのせて、個人的な懺悔や告白を歌い始めます。その告白は誰もが共感できるものであるため、一人、また一人とその歌に加わっていき、やがて合唱となります。歌い終わると、人々はまるで何事もなかったかのように仕事を再開します。

歌うことに興味がある方、映像制作およびパフォーマンスに興味がある方や勉強したい方、アートや海外アーティストの作品制作に興味がある方、アイスランドに興味がある方など、ぜひご応募ください！