2023年秋に上演される音楽座ミュージカル「シャボン玉とんだ宇宙（ソラ）までとんだ」（原作：筒井広志『アルファ・ケンタウリからの客』）のキャストオーディションを兼ねたパワーキャンプが開催される。

1988年に音楽座ミュージカルの旗揚げ作品として初演し、今年、初演から35周年を迎える音楽座ミュージカル「シャボン玉とんだ宇宙（ソラ）までとんだ」（原作：筒井広志『アルファ・ケンタウリからの客』）は、日本のオリジナルミュージカルの原点とも言われ、2020年には東宝主催でライセンス上演されるなど、今でもファンが多い作品。

今秋、音楽座は7年ぶりに本作を上演するにあたり、出演者となる新しい人材に出会うべく、8月にオーディションを兼ねた“パワーキャンプ”を開催。3日間のプログラムでは、歌やダンスのレッスンのほか、シーンの創作などを随時オーディションを挟みながら実施。全てのオーディションを通過した参加者は、秋の公演のキャスト候補として実際の舞台に向けての稽古に参加。メインキャストの候補となる可能性もあるプログラムとなっている。

■音楽座ミュージカルについて
1987年の旗揚げから現在に至るまで、一貫したテーマのオリジナルミュージカルを創り続けている。それぞれの作品は「生きる」ことの根源を問いかける精神性とオリジナリティを高く評価され、文化庁芸術祭賞、紀伊國屋演劇賞、読売演劇大賞など多くの演劇賞を受賞している。