株式会社レプロエンタテインメントが製作するミュージカル『春のめざめ』が、2023年12月初旬〜下旬に浅草九劇で再演されることが決定。それに先立ち、同作に出演する少年少女たちの全生徒（11役）の出演者のオーディションを開催。参加者を募集している。

2023年3月3日に創立6周年を迎えた浅草九劇は自主公演にも力を入れており、本格的なミュージカルを小劇場の距離感で楽しめる企画の第1弾として、2021年12月に『キッド・ヴィクトリー』を上演。2022年7月には第2弾として『春のめざめ』を上演した。

『春のめざめ』は2006年にブロードウェイで初演され、第61回トニー賞のミュージカル作品賞を含む8部門を受賞し、高い評価を得ている戯曲。19世紀末のドイツを舞台に、少年少女たちの思春期を通し、それに対する大人たちの抑圧、その結果としての悲劇を描いたロックミュージカル作品。今回、昨年夏に続いての再演となり、演出に再び奥山寛を迎え、大人キャスト以外の全生徒11役はオーディションにて決定する。

■公演概要
ミュージカル『春のめざめ』
台本・歌詞：スティーヴン・セイタ―
音楽：ダンカン・シーク
原作：フランク・ヴェデキント

翻訳・訳詞：金子絢子
演出：奥山寛

公演日：2023年12月初旬〜下旬（予定）

会場：浅草九劇

内容：
19世紀末のドイツ。
無味乾燥な授業、理不尽な教師たち、無理解な親…。
思春期の真っ只中にある十代の少年少女たちは、
保守的な社会の中で息が詰まりそうな退屈な日々を送っている。

■演出・奥山寛コメント
2022年7月に上演致しましたミュージカル『春のめざめ』の再演が決定し、またあの世界に関われること嬉しく思います。
この作品に登場する各キャラクターはとても個性的で、物語を魅了する人物達です。
皆さまと、共に作品創りが出来ることを楽しみにしております。