【はじめに】
コロナ禍において、メディアンプロの本公演は途中換気休憩を挟んだ50分サイズの2本立て公演や、ショートショートのオムニバス公演を行ってきた。それは全て稽古中も含めた感染対策ゆえの苦肉の策だったが、結果、50分尺で観やすくもあり、観劇ビギナーの人にも大変好評を得た公演となった。
今回はその中でも好評だった『占い師をやっつけろ！（2020年）』と『刹那のサイン（2021年）』を再演。そして、吉川ひろあき氏の新作を含めた3本を1公演で2作品ずつでお贈りする、ハーフ＋ハーフ尺のオムニバス公演として上演する。

【メディアンプロ第19回本公演】
公演名：ハーフ・タイムス
脚本・演出：笹沢茶々丸/吉川ひろあき
劇場：新宿シアターブラッツ
日程：11/22（火）- 27（日）（全10回か11公演予定）

【あらすじ】
�@新作『レプリカ』…脚本・演出/吉川ひろあき
世間を震撼させた平成最後のシリアルキラー大東、通称キラーD。
彼の存在が世間から忘れ去られるのにはそう時間は掛からなかった。
それから数年後のある日、こんなニュースがSNSを通じて飛び込んで来たのだ。
『キラーDの再来』と、つい数年前に捕まったばかりの殺人鬼が、
また世間を騒がせる事態となったのだ。
SNSには続けて『キラーDは姿を変え、今も側に潜んでいる』とまでの情報が流れた。
これはあらゆる情報に惑わされ、翻弄される人々の物語。
「本当の恐怖ってのはね、意外と身近にあるもんなんだよ」
ちょっと笑える、サイコ・サスペンス・ミステリー！

�A再演『占い師をやっつけろ！』…脚本・演出/笹沢茶々丸（2020年作品）
彼女の彼氏は占いが大好き！
スマホは占いアプリでいっぱいでデートの行き先から、
食事内容まで何でもかんでも占いで決めちゃう。
どうやら良く当たるという評判の占い師の影響のようだ。
そんな時に出会ったゴスロリ服の女性が占い師に興味があるという。
3人は占い師に会いに行くことにする。
ちょっと知的なラノベ感覚のポップ・コメディー！

�B再演『刹那のサイン』…脚本・演出/笹沢茶々丸（2021年作品）
地下室に集められた人達を待っていた出来事は？
『討論を始めてください！』
生き残りをかけた人狼ゲームか、はたまた大量殺人か？
『ゲームでしょ？　優勝すると何もらえるの？』
盗聴器、盗撮カメラに時限爆弾！　そしてかわいいＪＫ(*^^)v
命の危機にさらされた時、人は心の闇を解放する！？
少女の願いが涙を誘う。サイコで切ない密室ミステリー！

【脚本・演出/笹沢茶々丸・プロフィール】
企画屋/音響監督/メディアンプロ代表。
ゲーム企画に始まりテレビ・ラジオ・イベント等、大小様々な構成・脚本・演出を手がける。
またゲーム、ドラマＣＤ、ラノベ（全て名義別）と多くの脚本を手がけてきた。
2018年上演した『裁判部へ行こう！』の戯曲が、2021年開催された
『第1回映画シナリオGRAND PRIX』を受賞し、作家として高い評価を得る。

【脚本・演出/吉川ひろあき・プロフィール】
1988年1月14日生/０型/ジャスティスジャパンエンターテイメント所属
「ありふれた日常にほんの少しのスパイスを」をコンセプトに作、演出、役者として活動。
少しのスパイスを加えることにより変貌する日常を描き、少しの変化で楽しくなる、笑える、
泣ける。そんな日常作品を小劇場、カフェ公演を中心におくる。下北沢、池袋等の小劇場で
複数の作品を発表のち、2017年11月に初のファンタジー作品「キミとボクとの壊れた世界」
シアターモリエールにて上演。
メディアンプロの本公演では『上京ガール』、『A piece of Fake』等を上演。

【ギャランティ】
・原則ノルマなしのチケットバック制。発生枚数、金額は実績等を考慮のうえ相談。
・20枚程度のチケット販売が見込める方。
・公演グッズ等の物販あり。個別グッズにはバックあり。