演出家・鈴木裕美による戯曲の読み方オンラインワークショップ
主催:バグ・ミュージック株式会社
演出家・鈴木裕美
演出家・鈴木裕美が、“鈴木裕美の考える”「戯曲の面白がり方」や「戯曲を読むコツ」あるいは「法則」、どの戯曲にも当てはまるであろう、大きな捉え方について、2時間半にわたって話すオンラインワークショップが、7月24日(日)19:30〜22:00に行われる。
「Zoom」を用いて、参加者と双方向でディスカッションをしながら進める形式のワークショップとなる。定員は24名で先着順のため申し込みは早めにしたほうが良いだろう。
◆鈴木裕美コメント
コロナにより演劇が一時止まってしまった2000年の4月以降、家で1人でもできることとして「戯曲の読み方」のオンラインワークショップを26回実施し、延べ622名の方と出会えました。その中には、海外からの参加など、対面で開催していたWSでは出会えなかったであろう方々もいらっしゃいました。また、私の経験をお話しすることが、演劇に携わる方々の道程の、ちょっとしたショートカットにはなるのではないかという手応えも感じられました。そんな訳で、今後も不定期ではありますが、オンラインワークショップを続けていきたいと思っています。
そもそもは、「戯曲の読み方を教えて欲しい」と俳優さんたちからリクエストを受けて始めたWSです。教えるというのはおこがましいですし、「戯曲の読み方」は人それぞれ、自由だと思っています。ですから、あくまで“鈴木個人の考える”「戯曲の面白がり方」「戯曲を読み解くコツ、法則」についてお話したいと思います。戯曲に向き合う時のセカンドオピニオンと考えていただいてもいいかもしれません。特定のテキストを用いず、どの戯曲にも当てはまるであろう大きな捉え方をお話しします。
戯曲に興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。以前開催した時は、演劇ファンの方、映像の監督の方、翻訳者の方、演劇ライターの方など、様々な方がご参加下さいました。
戯曲について以外でも、演劇に関するご質問には出来る限りお答えする時間を設けます。
ちょうどお芝居一本分の感覚で、短い休憩を挟みます。
大部分は私がお話しする形になりますが、参加してくださる皆様とコミュニケーションを取って進めていきたいので、映像、音声ありでの参加をお願いいたします。
鈴木裕美
◆鈴木裕美(すずき・ゆみ)プロフィール
1982年、日本女子大学在学中に「自転車キンクリート」を結成。「自転車キンクリートSTORE」を含め、ほとんどの公演を演出。現在は小劇場から大劇場、ストレートプレイ、ミュージカル、ダンスと多種多様なジャンルで精力的に活動中。
2011年より個人ユニット「鈴木製作所」を立ち上げ、『ノミコムオンナ』を製作。
最近の主な演出作品に『シラノ・ド・ベルジュラック』、『宝塚BOYS』、『二十日鼠と人間』、『かもめ』、『フローズン・ビーチ』、『絢爛とか爛漫とか』、『サンセット大通り』、ミュージカル『ゴヤ-GOYA-』、『陰陽師生成り姫』などがある。
2022年8月、ザムザ阿佐ヶ谷にて『ひとつオノレのツルハシで』上演予定。
第35回紀伊國屋演劇賞個人賞、第8回・15回・18回読売演劇大賞優秀演出家賞、第10回千田是也賞、第33回菊田一夫演劇賞、07年ミュージカル・ベストテン演出家賞、第61回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
年齢 | 不問 |
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性別 | 不問 |
締切 | 定員24名(先着順)に達し次第締め切り。 |
費用 | 参加費:2,000円(消費税込み) |