第63回全国高等学校演劇大会・文部科学大臣賞（最優秀賞）に輝いた名作「アルプススタンドのはしの方」が、高校演劇版のオリジナル戯曲による再舞台化が決定。キャストオーディションが行われる。

2019年6月に浅草九劇で行われたSPOTTEDLIGHT produceによる舞台化では、作者の籔博晶と大学で同期だった劇団献身の奥村徹也が演出を担当し好評を博した。さらにこの演劇を観劇し、心を動かされた映画関係者たちからが集結し城定秀夫監督による映画化が実現、全国上映館120館、観客動員数3万人を突破するなど多くの反響を呼んでいる。

第12回TAMA映画賞では、高校演劇の素晴らしさを発信すると共に映画ならではの表現であらゆる世代の共感の輪を広げた本作品に対し、城定秀夫監督及びスタッフ&キャスト一同が「特別賞」を受賞している。

映画版の反響を受けて、今や伝説となった東播磨高等学校演劇部の全国大会優勝のオリジナル版戯曲を再舞台化。上演に向けて、よりフレッシュなキャストを募るべく、オーディションを開催が決定。演出には前作に引き続き劇団献身の奥村徹也、さらに北九州にて活躍する現役大学生・若宮ハル（若宮計画）が抜擢され、２チーム構成での上演となる。

【公演情報】
「アルプススタンドのはしの方」高校演劇ver.
公演期間：2021年1月7日（木）〜11日（月・祝）
会場：浅草九劇
作：籔博晶
演出：奥村徹也（劇団献身） / 若宮ハル（若宮計画）
企画・製作：SPOTTED PRODUCTIONS　AOI Pro.