2019.12.27
「祖国への挽歌 〜日系マフィア ジョーの伝説〜」2020出演者募集オーディション
主催:劇団夜想会
2019年公演より-1
2019年公演より-2
劇団夜想会では、2020年7月に俳優座劇場において、「祖国への挽歌ー日系マフィア・ジョーの伝説ー」(作・演出 野伏翔)を上演。この作品は今年6月に松村雄基がジョー役を、原田大二郎がマフィアのボス役を務め連日大盛況を収めており、今回、「是非とも再演を!」という声に応えて再び上演が決定した。
■公演概要
【作・演出】野伏翔
【企画・制作】劇団夜想会
【公演期間】2020年7月14日(火)〜7月19日(日)
【場所】俳優座劇場
【公演回数】8回(一部ダブルキャスト制)
【稽古】6月上旬より抜き稽古、1週間前から通し稽古(通し稽古からは原則NGなしで参加できる人)
【出演料】チケットバックあり。
<ストーリー>
これは、実話を基に創作されたオリジナル作品である。
戦後アメリカのシカゴで、マフィアの大幹部になった日本人がいた。第二次大戦中在米の日系人は、カリフォルニアを中心に強制収容所に入れられ財産を没収された。
主人公ジョーは、アメリカへの忠誠を誓うために日系人部隊442連隊を志願した。442連隊はアメリカ陸軍史上最も多くの勲章を得、一時期は英雄ともてはやされた。しかし戦後は再びジャップと見下される日々に戻る。442部隊でジョーと一緒に戦ったダニエル井上は後にハワイ知事から上院議員にまで上り詰めた。だが彼は井上とは真逆の人生を送った。
・・・・・・モンタナジョーこと、衛藤ジョー。彼にとっての真の戦争はここから始まった。モンタナ7人衆と呼ばれた日系人の集団を組織し、博打と喧嘩の腕でマフィアの世界に戦いを挑んだ日系人ジョー。
アメリカと日本、二つの祖国の間で揺れ動く日系人たちの葛藤。日本人とは何か?アメリカとは?祖国とは?ファミリーとは?真の人生の完結とは?これは実在の人物衛藤ジョーをモデルに創作した、或る日系人の闘いと愛を描いた物語である。
【募集キャスト】
・ジョー(16) ジョーの少年時代
・衛藤衛(45) ジョーの父・牧師
・北村礼子(17) ジョーの相棒ヤンギの妹・後にジョーの妻
・北村老人(80) ヤンギと礼子の祖父・元会津の侍
・トビー(20〜23) ジョーの友達
・敏江(52) 幸子の母(日本)
・ビル(30) 日本人と結婚するプエルトリカンの進駐軍兵士
・スマイリー山田(28) モンタナ7人衆 隻眼。腕力強さに自信あり。「ニコッと笑って人を殺る」
・ロペス宮本(25) モンタナ7人衆 メキシコから来た不法移民。ナイフが得意
・マイク伊波(22) モンタナ7人衆 ハワイ出身。父が沖縄出身で本人も沖縄空手が得意
・ビ―ス豊臣(26) モンタナ7人衆 ブラジル生まれ。博打はジョー仕込みで得意
・ホビー原口(20〜30代) モンタナ7人衆 ハワイ生まれ。17歳の時にアメリカ本土に来る
・トニー田辺(20〜30代) モンタナ7人衆 他の武闘派メンバーとは異なり特技は絵を描く事
・ダンサー兼娼婦役(女性16〜40歳くらい、ジャズダンスが得意な人、セリフあり)
・トム田端(32) 日系二世。ツールレイク収容所の議長役
・シン清宮(20〜30代) 日系二世。忠誠登録に即志願。ヤンギと対立する
・山本トメ(50〜60代) 日系一世。山本の妻。娘の看護部隊への志願を反対する
・山本佳代(20〜30代) 日系二世。山本の娘。アメリカ陸軍の看護部隊に入隊すべきか迷う
・原田(50代) 日系一世。「天皇陛下の赤子としてアメリカまで稼ぎに来ている」という自負がある
※その他、保安官役、KKK役、護衛役等、多数の役柄あり。
年齢 | 16歳〜 |
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性別 | 不問 |
締切 | 2020.01.03 必着 |
費用 | チケットノルマ:10〜20枚程度(配役によって変動あり) 条件に応じてチケットバックあり。 |