倉持由香 | 特集 | Deview-デビュー

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倉持由香

2020/03/04

「『自分クエスト』をクリアするために、勇気を出してフィールドに一歩を踏み出してほしいです」

倉持由香

これまで様々な新人募集を掲載し、数多くのスターを輩出してきた『デビュー』が、『デビュー』特別オーディション出身者や、元読者である“デビューっ子”が所属している芸能プロダクションとタッグを組んだ新人募集企画“デビューっ子”コラボオーディションを実施中。そこで、現在募集中の「G-STAR.PRO」に所属している、“デビューっ子”倉持由香にインタビュー。自身がプロデュースを手掛ける女子ゲーミングチーム「G-STAR Gaming」のメンバーをデビュー読者から多数採用し、育てる側の視点を持つ倉持が、芸能界にチャレンジしようと思っている人にとって大切な事、そして現在所属するG-STAR.PROという事務所について語ってくれた。

倉持由香

――倉持さんは芸能界を目指し始めた時、オーディション情報誌『月刊デ☆ビュー』の読者だったんですよね。

「13歳の頃によく読んでいました。実際にデビューに載っていたオーディション情報を見て、付録のオーディション用紙に書き込んで、実家の前で“写ルンです”とかで撮った写真を貼って応募して…。それがこの仕事を始めたきっかけなんです」

――その頃はどんなことを履歴書に書いてアピールしていたんですか?

「漫画やアニメが大好きだったので、こんな漫画が好きです! 今期はこのアニメを見ています! 声優さんはこの人が好きです!ってびっしり書いてたと思います。今はゲームやアニメの仕事って多いんですけど、その頃はそんなにオタク系タレントはいなくて…それなのにずっとそうやってアピールしてました。とにかく人と違うことを書こうと思っていたんです」

倉持由香

――デビュー後に長い下積み時代を経験しながらも、SNSを駆使した自己プロデュースで道を切り拓き、「グラビアで稼いでタワーマンションを購入する」という夢も実現。新たにeスポーツの世界へと活動の幅を広げています。倉持さんがここまで続けて来れた原動力はなんですか?

「“この仕事で食って行かなきゃ死ぬ”っていう覚悟はあったからですかね。この業界って、めちゃくちゃ貧乏か、お金持ちの子が趣味的にやっているか、その二極化だったりするんです。でもハングリー精神のある子のほうが、結果仕事頑張ってるなっていう気がします。余裕がある子は、一つ一つの仕事に対しての真面目さが足りなかったりして、自分の仕事を告知しなかったりするんです。ハングリー精神のある子なら、どんな仕事でも告知をしっかりするし、次に繋げようとする」

――それって、この世界では実はとても大事なことですよね。

「一つ一つの仕事を大切にして、寝る時間を削ってでも自分のPRをしようと思ってきました。自分自身は、小・中・高・大と不登校で、中退するし、自動車学校も5回で辞めちゃうし…マジでダメ人間なんですけど(笑)、この仕事ならできると思ったから。“この仕事で生きて行こう”と決めたことに対して、どれだけまっすぐに突き進めるかだと思います」

――今デビューがこうして取材をしたり、一緒にオーディションを行ったりするようになったのも、実際に倉持さん自身が「デビューの読者でした!」とツイッターで絡んでくれたことがきっかけなんですよね。

「何がきっかけで仕事になるかは分からないですし、人と人とが仕事の繋がりを作っているので、人間関係を大事にすることと、どんなとっかかりも見逃さないということは心掛けています。どんなきっかけでも、“お、この子気になるな…また会いたいな…”って思わせる存在になりたいんです」

倉持由香

――そんな倉持さんが、昨年女子ゲーミングチーム「G-STAR.Gaming」のオーディションをデビューで行って、ついに“デビューっ子”が“デビューっ子”を発掘し、育てる時代になりました!

「デビューから応募してくれた子たちが順調に仕事をしていて、いい感じです! 最近もチームでゲーム番組の収録があったり、個人でもMCアシスタントの仕事をいただいています。ゲームに限らず、メンバーの夏乃さやかちゃんが美術館巡りのWEBのお仕事をしたり、日向はなちゃんと藤井えるちゃんが『SPA!』のグラビアに登場したり、ほかにも雑誌が決まっている子もいます。ゲーマーとして事務所に入ったんですが、一人のタレントとしてそれぞれ活動しているので、グラビアやタレント方面、演技の方面など、その子のやりたい事に合わせて、それぞれの道を作っていけたらと思っています」

――事務所側のサポート体制はいかがですか?

「めちゃくちゃサポートしてくれています! まず事務所の一エリアをゲーミングスタジオに改装するっていうこと自体、よっぽどゲームに力を入れて取り組んでいこうとしてくれているんだなって感じます。eスポーツチームとしてのユニフォームを揃えたり、カッコいいPVを作っていただくのにもお金が掛かるんですが、先行投資してくださって。私自身も夫(プロゲーマーのふ〜ど氏)と結婚して、eスポーツ系のお仕事が増えたので、これからますます事務所のバックアップに応えていきたいです」

倉持由香

――倉持さんがプロデューサーとして事務所を動かしたのは凄いと思います。ただし会社を動かすためには明確なビジョンが大事ですよね。

「説得力がないとダメですね。あやふやにあれやりたいこれやりたいと言っても、相手は大人ですし、ビジネスなので、なんでもOKしてくれるわけじゃない。今はこういう現状なので、こういう事をしたくて、こういう数字が出てるので有効だと思います、とか。理論立てて説明して、説得力のあるプレゼンをしたら、やりたい事はやらせてくれるし、すごく理解のある事務所だと思います」

――デビューの読者には、事務所に入りさえすれば、何でもお膳立てしてくれると思っている人も多いと思います。

「そんな事はない!です(笑)。ウチの事務所は、上ってきたらバックアップしてくれる。何もわからない子を、一からすべて丁寧に売れるまで全部やってくれるかと言うと、割とそうではなくて、実力主義。“事務所に入ったら売れるんでしょ?”みたいな態度で、お仕事が来るまで口をパクパク開けて待っているお魚になってはいけないよって、後輩たちにも言っています。絶対にこの仕事で売れてやる、食っていけるようになる、私がこの仕事をするんだって、自分から仕事を獲りに行けるぐらいの気合を持った子に来てほしいですね」

――そういう姿勢の持ち主を事務所も待っていると。

「可愛い子やカッコいい子は、芸能界を目指している子のなかには本当に腐るほどいるんです。そして大きな仕事にたどり着くには事務所内の競争もありますし。そこで勝つためには必要なのはやっぱりやる気なんですよね。そういう子はマネージャーも好きですから。“マネージャーが仕事を持ってきてくれないから私ヒマ!”みたいにグチグチ言ってるより、“自分はここがダメでしょうか?”とか“自分はここを伸ばせばいいでしょうか?”とか、マネージャーと共に、私頑張ります、売れますよっていう気合を見せてくれたほうがいい」

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